オタクの独り言

ゲーム他、諸々の備忘録と情報共有がメイン。不定期更新。

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう 感想・攻略

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◇製品概要

 タイトル:ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう

 ブランド:アリスソフト

 発売日 :2020-11-27

 原画  :魚介

 シナリオ:ダイスころがし

◇製品リンク

https://www.alicesoft.com/dohnadohna/

◇OP

 ◇感想など

アリスかわいい・・・

アリスソフトの新作ということで、スタッフブログの情報からずっと追ってたし期待してた。相変わらずの時間泥棒で、休日に徹夜したりで2周した。全キャラ分のエンディングは見てない。今度時間があるときに回収しようと思う。(と言っても最後が少し変わるだけだし、同じことの繰り返しで作業感が強いんだよね・・・)

プレイ時間は55時間くらい。パッチを当てるとバグ修正と併せて機能更新もされるので、それで時間が見られるようになる。バグについては一部操作でエラー吐いて強制終了することがあったのでパッチは適用した方がいい。

魚介先生のイラストもBGMも全部がキャッチーな感じ。特筆すべきは戦闘のキャラのモーション。OPにもあるけどあれはすごい。かなりいい。

キャッチーな作品なんだけどやってることは

街で女の子を捕まえて

女の子の身体を使って金を稼ぐ

という、どこが合法なんだっていう内容。作品がキャッチーな感じじゃなかったら普通に黒パケになってると思う。自分も長いことエロゲやってて

「ピル使わないと簡単に妊娠してすぐ使い物にならなくなるな・・・」

なんて初めて口にしたと思う。このゲームのピルは大事。あとそんなに簡単に女の子を骨折させたり失明させたりするなよ・・・。

実際に女の子を売る時や全滅エンドなんかは一部えぐい表現があるから、耐性とまでは言わないけど綺麗なものだけを期待していたらキツいかも。これは公式のサンプルCGではあまり伝わらない部分だと思う。

ゲーム性は流石のアリスソフトなんだけど、ストーリーと周回要素の無さには少し不満があるかな。ストーリーに関しては盛り上がる部分は楽しかったんだけど、謎が謎のまま終わったし、もっと膨らませることができたんじゃないかと思う。

それとアリスソフトにしては珍しくゲームバランスが雑だった気がする。全クリできるレベルになっても普通にやってたらヒロインエンドを見るまでの好感度が溜まらないし、「頑張って工夫すれば倒せる」ような難易度ではなかった。その点ゲームバランスはランス10が秀逸すぎたというのもあるけどね。

 

■キャラについて

ルートと呼べるものが用意されていないので、ここでは作中のお気に入りキャラを3人だけ紹介。

 

アリス(CV:小波すず)

個人的作中ナンバー1ヒロイン。かわいい。アリスソフトのマスコットのアリスとは関係なし。戦闘に初参加したタイミングでは圧倒的な火力にビビる。クセがあって使いにくいけど、なんとか頑張って使ってあげようと積極的にパーティーに入れてた。1週目は選択肢を間違えてヒロインエンドを見られずに終わったから2週目で見た。だからこそ他はもういいかなってなってしまったわけだが・・・。

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必殺のモーション。がおがおするよー。

ポルノ(CV:東シズ)

立ち絵の時点でアウトなセンターヒロイン。キャラとしては特別好きってわけじゃなかったし、戦闘でも貧弱で使いにくい感じだったけど、途中から評価が一変。好感度上げてからのギャップにやられた。戦闘ではレベルを上げたらどの距離でも対応できるトリッキーなキャラとして使える。何よりデバフが強い。防御を固めて反撃で削るのも楽しい。

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反撃を覚えたらMP消費無しで削れて便利。

シオン(CV:鈴谷まや)

ライバルクランのお色気担当。最初は予想通りのキャラだったけど、途中からすごい。公式で人気投票があるけど、ヒロイン以外の中でかなり上位に入ると思う。専用でシーンが何個か用意されていて優遇はされているものの、もっと出番があっても良かったなぁ。

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シオンの戦闘モーションめっちゃ好き。

とりあえずやることはやったと思うので、しばらくドーナドーナはお休み。追加で何かあればやりたいと思う。

あとは人気投票の結果待ちかな。アリスが上位だといいな。。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 ◇攻略

攻略Wikiが作られているので詳しいことはそこを参照。ゲームの難易度は低い。そのターンですることがTodoとして表示されてるから、それを進めていくだけで物語が進んでいく。敵が強いと感じればレベルを上げてから挑めばいいし、ターン制限による強制エンドも無い。好きに自由にやれるのが特徴。実績に100ターン以内クリアというのがあるけど、2週目以降なら途中寄り道しまくっても簡単に達成できる。よっぽどママトトでうますぎを取る方が難しい。

攻略のコツというか、特に大事だと思うことは以下。

  • フィーリングアイテムと回復系アイテムは毎ターン購入する
  • 戦闘では基本的に経験値2倍を狙う
  • 強敵にはバフ・デバフを使う
  • 男キャラはクマ以外育てなくていい
  • レベル上げは51までが現実的

戦闘ではとにかくMPが不足するので、MP回復アイテムは持てるだけ持った方がいい。ラストもおまけもMP不足が深刻になる。MPが無くなったらキャラを入れ替えるのが本来の想定なのかもしれないけど、経験値が入るのは戦闘に参加してる4人だし、大体が育ってるキャラと育ってないキャラで分かれると思う。

戦闘で大事なのはバフ・デバフを使うこと。脳筋で正面から戦っても無理じゃないけど、ポルノのスキルかアイテムで相手のDEFを下げて一気に叩いたり、味方にDEFバフ、敵にPOWデバフをかけると戦闘が楽になる。

男キャラはエンディングに関係ないから育てなくていい。使う分には普通に強くなるけど、ヒロイン達とクマで十分。ヒロイン達のみのステージがあるから、むしろヒロイン達を育てないと詰む。

レベルアップによるステータスの上昇が大きく、数レベル上げれば強敵も難なく倒せるようになったりする。ラスダン前は経験値2倍で倒して一周あたり67万くらいの経験値が入る。レベル50→51に必要な経験値が170万くらいなので、そこまでは周回してれば簡単に上げられるけど、51→52で必要経験値が1200万に跳ね上がるので、51までが現実的なライン。そこまで上げればラスダンもおまけも簡単にクリアできるようになる。

 

■主人公と各ヒロインについて

クマ

接近戦ならおそらく最強。しかし各個撃破には向いてるけど敵が複数だったり遠くにいたら一気に雑魚と化す。他キャラのフィーリング上げに必要なのもあって主人公らしく最後まで主力になるのがほとんどだと思う。HPも高いし基本的に最前に居るだろうから壁役として使う機会も多いはず。最終的にMP自動回復も覚えるのでとにかく最前線で使い続けられる。

 

ポルノ

上述の通り、アイテムを使わずデバフをかけられるのが強い。反撃を覚えさせたらTEC次第で高確率で反撃できる。HPが低めかつ回復しにくいから補う必要がある。その代わりMP回復2倍だから遠距離で強いスキルをガンガン撃っていける。

 

キラキラ

HPが高く、攻撃もそこそこ、範囲攻撃もPOWデバフもあってバランスの取れたキャラ。汎用性が高いので困った時に使える。敵の行動をスキップさせるのは強いけど発動率がいまいち。

 

メディコ

回復キャラ。自身はダメージを受けても勝手に回復するし、何よりアイテムの回復効果2倍が有能。戦闘の行動順を見て、メディコと入れ替えて戦闘中にアイテムを使って回復することでアイテムを節約できる。実は前線で殴らせても結構火力が高い。遠くへの攻撃手段は無いので、あくまで攻撃は補助として、基本はアイテムを使うサポート要員。

 

アンテナ

全体攻撃専門。火力も十分なので敵の頭数を減らすのに適している。DEFバフを味方全体にかけられるのも強い。単体火力が低いから、敵の数が減ってからはアイテム係になったり別キャラと交換しがちでレベルが上げにくい。しかしレベルを上げさえすれば主戦力になる。とにかく全体攻撃の使い勝手が良い。

 

アリス

遠距離専門のスナイパー。有効範囲に敵が居ないことが多いから、とにかく使い勝手が悪い。遠距離に高火力の敵が居る場合にはアリスと入れ替えて撃破するのが正しい使い方だと思う。遠くの敵を倒した後、アリスと別キャラを入れ替えることで最終的に経験値が入らず、アリスだけレベルが低いということが起こりがち。HPは全キャラ中最低。最優先でHPを補う必要がある。

 

菊千代

クマほどではないけど基本は近距離。高火力。キャラに見合った戦闘要員。キラキラほどはHPが高くないので壁役にはあまり向いてない。再行動持ちで一気に高火力を出せる主力。必殺も全体攻撃で強い。DEFバフを敵にかけた後には菊千代に攻撃をさせたい。

 

■参考

一週目、ヒロインエンドを逃したラスボス前のデータがこんな感じ。

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MP不足が深刻だったが、ラスボスは余裕で倒せた。

二週目、男どもは無視して全ヒロインエンドの分岐前でおまけに挑んだのがこちら。おまけの道中でアリスも51に上がった。

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レベル上げよりフィーリング上げの方がしんどい。

おまけダンジョンはおそらくルートが何個かある。全部やるほどか?という感じで、やり込もうとは思わなかったので1回で終わり。

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攻撃が単調なので攻略は簡単。道中が長くて面倒だった。

 

アインシュタインより愛を込めて 感想

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◇製品概要

 タイトル:アインシュタインより愛を込めて

 ブランド:GLOVETY

 発売日 :2020-10-30

 原画  :きみしま青

 シナリオ:新島夕

◇製品リンク

https://glovety.product.co.jp

 ◇OP

   

◇特徴

  • 学園モノ
  • ちびっ子は正義
  • 戦闘あり
  • 超展開
  • 声優の演技が秀逸

◇以下の人におすすめ

  • 普通じゃない学園モノがやりたい
  • きみしま青先生の絵が好き
  • 月野きいろさんの演技が好き
  • 佐本二厘さんの演技が好き

 

◇感想

俺たちのふーりんが帰ってきた・・・

2020年の期待作。発表当初は2020年夏に発売予定だったから少し待たされた。

新島夕先生のシナリオできみしま青先生の絵という強力な布陣。

そして何よりメインキャストの中にあった

佐本二厘

という名前。見た瞬間に心拍数が上がった。上手く伝えることが難しいのだが、ふーりんこと佐本二厘さんに相当拗らせてた過去がある。まさか令和になってもふーりんの声が聞けるなんて・・・。サンプルボイス聞いただけで涙が出てきたし、発売2ヵ月前メッセージも再生ボタンをクリックする前に動悸がした。体験版が公開されてからはずっと声を聞いていた。それくらい特別な思い入れがあったから色んな意味で発売を待つのが大変だった。

きみしま青先生のイラストが好きなので、店舗特典のためにソフマップげっちゅ屋とらのあなメロンブックスで予約した。同じゲームを複数本予約して買ったのはゼロ年代のゲーム以来だと思う。特典のB2タペ4枚の写真を貼ろうと思ったけど、色々見えちゃってるので割愛。素晴らしいので公式サイトから是非見て欲しい。

 

作品のコンセプトは"ひと夏のサイエンスラブストーリー"ということだが、サイエンスの要素は少ない。SFっぽいタイトルだけどそんなこともなかった。学園に通って、科学特捜部を創設して、学園の試験を受けて…というありふれた学園モノが序盤に展開されたけど、まぁ主人公が訳ありだし平凡な学園モノじゃないだろうと思ってた。案の定普通じゃなかった。運命に立ち向かうということは一貫しているが、一気に話のスケールが大きくなって、結構置いて行かれる人も多いと思う。何となく「最果てのイマ」に近いと言えば伝わるかな。そんな感じ。

メインシナリオでは同じキャラを毎日選ぶとルートに入る。ここら辺は普通のギャルゲっぽい。

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ロミだけは最初はルートが解放されていないから、ロミを選び続けたら誰のルートにも入らずに終わる。ロミを選ばなくても一人を選び続けなければ同じくルートに入れず終わる。最初にそのエンディングを見たから合ってるか分からないけど、たぶん解放のために見る必要がある。解放後はタイトル画面が変わる。そこからロミが終わったらタイトル画面からグランドルートを選べる。

自分の攻略順はこんな感じ。

全員順番に選ぶ(ルートに入らない)

坂下

西野

ロミ

グランドルート 

 

思ってみたらヒロインの名前を呼ばないことが多かったから、坂下とか西野とか下の名前がぱっと出てこなかった。

ロミ以外おまけかと思ったらそんなこともなく、終盤はどれも本編に関わってくる。特に坂下はかなり関係してくる。だからこそ急展開過ぎて置いて行かれるわけだが。個人的には本編の流れを無視してイチャイチャしてくれたらそれで良かったんだけどね。。

 

以下、キャラとルートについて

 

坂下唯々菜(CV:桜木ひな)

マイエンジェル坂下。かわいい。正統派ヒロインのようで案外そうでもない。シナリオは若干別のゲームと展開が被って二番煎じ感があった。泣ける要素は…あったか?とにかくかわいい子だったから、もうちょっとイチャラブして欲しかったかな。

 

西野佳純(CV:風音)

見た目が派手だけどギャルじゃなかった。脳筋のちょろいやつ。ボクシングがメインなんだけど、その試合の描写は少ないし、ライバルの子は立ち絵すら無いし…。なんかこう、もう少し何とかならなかったものか。サブの猛がいいキャラしてた。一ヒロインというより猛とセットな感じがした。

 

新田忍(CV:佐本二厘)

世話焼きお姉さん。体験版公開後は一番人気だったらしい。本編でも終始にやにやさせてもらった。こんな隣人が居たらやばいって…。忍さんのためだけでこのゲームをやる価値がある。やっぱりふーりんは最高なんだ。シナリオの最後は納得いかないものがあるけど、忍さんがかわいいから許す。許した。

 

有村ロミ(CV:月野きいろ)

天才美少女。ちびっ子×天才=最強という勝利の方程式。主人公との距離感がかなり良かった。こんな子と同棲したら色々とダメになる。パジャマ姿に衝撃。マジかわいい。きいちゃんこと月野きいろさんの演技が秀逸で、特にロミの号泣シーンが凄かった。作品を通して一番のシーンだったと思う。

 

グランドルート

ロミルートからの続き。タイトルが回収されるのもこのルート。過去編と真相編。最後まで展開が読めなかった。終わり方は良かったけど、途中の描写が色々と薄かったのが残念。

 

2020年の期待作、やっぱりふーりんの存在が大きすぎた。もうそれだけで満足。ふーりんに限らずとにかく声優さんの演技が素晴らしいから、ボイスを飛ばすことなく全セリフ聞くべき作品。シナリオは要所要所で中身が薄いのが気になる。シグマとかいいキャラが居たんだからもっと目立たせても良かったのに。あと脱字が多いから早く修正パッチを出してほしい。

シナリオに思うところはあるけど気付きがあるかもしれないし、とりあえずもう一周してもいいかな。

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キレる忍さん。最高でした。

さくらの雲*スカアレットの恋 感想

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◇製品概要

 タイトル:さくらの雲*スカアレットの恋

 ブランド:きゃべつそふと

 発売日 :2020-09-25

 原画  :梱枝りこ

 シナリオ:冬茜トム

 ◇製品リンク

 ◇OP

 ◇特徴

◇以下の人にオススメ

 

◇感想

初歩(エレメンタリィ)だよ、司

きゃべつそふとの4作目。プレイするのは2作目のアメイジング・グレイス以来。やっぱりゲームはライターで買うもんだなぁ、と思わせてくれた。冬茜トム先生は流石。色んなところに伏線張って、綺麗に回収していく。ひとことで言うと、アメグレ好きなら買って損はない。

ミステリー要素はガチガチではないので誰でも気軽に読めると思う。選択肢も単純だし、ひと昔前みたいに沢山の選択肢から正解を選ぶタイプでもない。基本的に読み進めていくだけ。実際はメモ取りながらやるのもアリなのかもだけど、普通に酒飲みながら読み進めた。メモ取って考えながらのプレイはテンポが悪くなって没入感が下がるからね。それじゃ本末転倒ってやつ。

大正時代が舞台のエロゲは少ないと思う。「大正桜に浪漫の嵐!」って感じで好きなんだけどね。実際は現代と恋愛観が違うだろうし、ファンタジーに寄せないと扱いにくいのだと思う。作中で書かれてた大正時代がどこまで忠実なのか分からないけど、日本史に疎いから「へー、そうなんだー」程度に読んでた。

攻略順は固定。謎が徐々に明らかになっていく。ヒロインのルートが解放されていくのではなく、全部が順番に一本で繋がる感じ。だから前のヒロインの話に戻れない。読み返せなくて不便だなぁと思ったけど、要するにトゥルー以外はおまけっていう感覚を失くしたかったのだと思う。シナリオの構成上というのもあるけど、ルートに入っても他のヒロインが頻繁に出てきたし。まぁそれでも一部ヒロインは「あれ?これで終わり?」という感じで、山場を越えたらエンディングというのもあったけどね。

ざっくり書くとこんな感じ。

 

共通 謎のまま終わる

 ↓

遠子 一部謎が明らかになる

 ↓

蓮 一番ギャルゲっぽい

 ↓

メリッサ 一番ミステリーっぽい

 ↓

所長 解決編

 

特にメリッサから所長への繋ぎで一気に来る。めっちゃテンション上がった。個人的にテンションが上がった場面は3つ。メリッサで1つ、所長で2つ。どれのことを言ってるのか、たぶんやればわかる。

 

以下、キャラについて

不知出 遠子(CV:相模恋)

お嬢様。大正時代のお嬢様って実際どんなもんなんだろうね?立ち絵のドレス姿もいいけど、へそ出し制服姿がギャップもあってかなりグッド。やっぱり制服Hはスカートたくし上げだよね・・・

 

水神 蓮(CV:如月たま)

下町育ちのかわいい子。一般人代表みたいな感じで、主人公が100年後の未来人であることをヒロイン中唯一知らされなかった不憫な子。初めて洋服を着たときは圧倒的な美少女と化した。おまかわ。Hシーンが、なんというか、すごい。予想の斜め上を行った。音声作品を聞いてるみたいだった。

 

メリッサ(CV:花宮すい)

巨乳メイド。お嬢様を攻略できるのにサブヒロインじゃないところがポイント。オタクだからメイドに弱いんだ。ルート最後は目がそらせなかった。全部が分かってからもう一度視点を変えて見てみるといいかも。バックがオススメ。

 

所長(CV:猫田みけ)

飴をしゃぶってるホームズ。推理は助手の方ができるけど、基本何でもできる超人スペックの女性。どういう表現が適切なのか分からないけど、とにかくいい女だった。さくレットを語る上で彼女の魅力は欠かせない。作中一番のお気に入り。

 

大正時代を舞台にしたホームズ(所長)とワトソン(主人公)という風変わりな作品。序盤のミスリードにやられたなぁ。「あぁ、そういうこと?なるほど。あぁ!なるほど!」という感じで全部繋がる。要所要所に感じる違和感が最後には無くなる"巧い"シナリオ。アメグレとどっちがいいか、というのは人それぞれだと思うけど、いい作品だった。

 

◇余談

シャーロック・ホームズを読んでいなくても

 

“Elementary, my dear Watson.”(初歩だよ、ワトソン君)

 

これは有名なセリフだから知ってる人も多いと思う。けど小説では実際にホームズが言ったセリフではないらしい。映像化された際に俳優が言ったこのセリフが有名になったそうな。

去年にロンドンを一人旅した時はテムズ河の周辺を歩くことがメインだったし、ホームズ関連の場所には行ってないんだよね。シャーロック・ホームズ博物館とか、ベイカー・ストリートとか。大英博物館に行ったついでに行けたら良かったけど、あそこはあれだけで一日使ったし…。今度またロンドンに行くことがあったらフィッシュ&チップスつまみながら寄ってみようかな。

 

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さぁ、解決編を始めようか

ペトリコール ‐Petrichor‐ 感想

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◇製品概要

 タイトル:ペトリコール ‐Petrichor‐

 ブランド:MELLOW

 発売日 :2020-05-29

 原画  :あずま蘭

 シナリオ:垂花、夏見晴

 

◇製品リンク

http://mellow-soft.com/petrichor/top/ 

 

 ◇OP

 

◇特徴

  • ヒロイン2人
  • Hシーン多め
  • ギスギスした雰囲気

◇以下の人にオススメ

  • 甘いのより暗いのが好き
  • エロゲーはHシーンがあってなんぼだろって人
  • 鈴谷まやさん、蒼乃むすびさんの演技が好き

 

◇感想

でも……するんだろ?

ブランドの処女作ということで、シナリオは置いておいて、ヒロイン2名の演者を見て買った本作。

鈴谷まやさんと蒼乃むすびさんといえば…リアライブかな?

シナリオは短めで色々と惜しいところがあるけど、ヒロインのボイスは多めでそれ目的なら買って損なし。

なんか久しぶりにエロゲらしいエロゲをやった気がする。開幕Hから始まって、あれよあれよとセックス三昧。これ抜きゲーか?と思うくらいずっとヤってる。三度の飯よりセックスが好きって感じ。しかも一回のシーンは一発で終わらない。これはライターのこだわりを感じた。元々抜きゲーをやるつもりじゃなかったから、これだけずっとHシーンのボイス聞いてると流石にお腹いっぱいになった。

Hシーンは特に珍しいシチュはなく、全部が和姦。そしてフェ〇が長い。淫語多めなのに伏字もP音も無い。システム的には射精カウントのON/OFFがある。(やっぱり抜きゲーか?)射精カウントは非現実感が増すから好きじゃないんだよね。そういう目的でエロゲやらないし…。なので即OFFにしてプレイ。

一番どうにかして欲しかったのは繋ぎのボイス。Hシーンでセリフが終わった後に自動で流れるアレ(正式名なんて言うんだろう?)が状況と合ってないのが多かった。なんでイきそうなところでゆっくり感じてるんだ?って醒めた。絶対修正箇所でしょ…。

シナリオは公式のあらすじを読めば分かるけど、幼馴染の友達とセフレ関係になって、セフレは失踪、その後幼馴染と付き合い始めてばったりセフレと遭遇、というもの。まぁTOP絵から全裸の2人だし、ドロドロした感じになるのかなーと予想はできた。

実際のところは前述の通り、まぁなんというか色々と惜しかった。素材は十分あったと思うんだよね。あともう何歩か踏み込んで欲しかった。スッキリしないでむかむかするし、なんだかんだ主人公は本能に負けてサルのように腰を振るクズになってたし、ヒロインもいい感じに壊れかけてきて…というところで気付いた。

 

これ、「君のぞ」だわ

 

正確には「君のぞ」路線を目指したけど中途半端に終わった感じ。もっと突き抜けるとこ突き抜けたら話題になったと思う。

 

以下、ルートについて

白川灯里(CV:蒼乃むすび)

元セフレ。個人的にはえりかより幸せになって欲しくて先に攻略した。いい感じに泥臭さもあって、あぁなるほどねーってなった。いい終わり方だったんだけど、最後の盛り上がるべきところがあっけなくて・・・。なんだかなーって感じ。

 

槻木えりか(CV:鈴谷まや)

幼馴染。意外にもお茶目なところがあって好印象だったけど、OP後からギアが上がって…中途半端に壊れた。これが突き抜けてたら君のぞのマナマナみたいになれたのになぁ。シナリオは灯里より残念な感じ。最後があっけなさすぎる。えぇーって感じの終わり方。Hシーン増し増しだったけど、特に良かったのは声を押し殺してのイき方。それに癒されるってのも少し変な気はするけど、ちゃんとHシーン全部ボイス聞いて一番良かったのがそれだった。まやさんの声で「クズ」「大嫌い」「絶対に許さない」とか言われるのは新鮮だったのでそこはグッジョブ。

 

ATRIという綺麗なゲームをやった後の余韻に浸ってた時間が長かったのもあって、Hシーン多めで結構疲れた。とにかく惜しかったなーという印象。たぶん低予算だったのだろう。スタッフロールで同じ人出まくってたし。UFOキャッチャーが3つしかない潰れそうなゲーセンっていう話だったのに背景にはUFOキャッチャー4つあるし。突っ込んだらキリがないけど、声を聞く分には楽しめた作品だった。

ATRI -My Dear Moments- 感想

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◇製品概要

 タイトル:ATRI -My Dear Moments-

 ブランド:ANIPLEX.EXE(フロントウィング × 枕)

 発売日 :2020-06-19

 原画  :ゆさの、基4

 シナリオ:紺野アスタ

 

◇製品リンク

 ◇OP


ANIPLEX.EXE『ATRI -My Dear Moments-』オープニングムービー

 

◇特徴

  • ロープライス
  • 全年齢
  • ヒロインがロボット
  • 青春モノ
  • 田舎

◇以下の人にオススメ

  • ノベルゲーム初心者
  • 青春モノが好き
  • 心に残るゲームがやりたい

 

◇感想

アトリ、幸せになってくれ・・・!

自分の中で期待値を上げてからプレイして、期待以上の作品だった本作。まず発表された時に思ったのは、

 

うわ、ヒロインくっそかわいい… 

 

という、まぁよくある感じ。というかどこの作品?ギャルゲでアニプレックス?あ、全年齢なのか、と思いながらテーマを見ると、 

 

“ノベルゲームだから、おもしろい。”

 

なんとなく分かったような分からないような。制作を見ると、 

 

フロントウィング × 枕

 

エロゲじゃん! スタッフを見ると

 

紺野アスタ、SCA-自、基4、松本文紀…

 

エロゲじゃん!ひまなつじゃん!(向日葵の教会と長い夏休み)

というかフロントウィング要素どこ?と思ったらアスタ先生がフロントウィング所属になってた。フリーじゃなかったのか!(ここで知った)

ということで、製作陣の時点で期待していた。ところでヒロイン描いてるの誰だろう、おぉ枕所属の人なのか、と新しい発見があったり。ゆさの先生、覚えました。

世界観からして、あぁこれ絶対好きなやつってなった。荒廃した世界、ノスタルジックな感じ。美麗なCGに透明感のあるBGM。どストライクなんだよね。

気付いたら体験版が出たので即プレイ。体験版なのに思ったよりボリュームがあった。あぁここで体験版終わりかなーというところからもっと先まで遊べた。これで期待値がかなり上がった。やっぱりアスタ先生の青春モノってすごい。主人公の心情の変化がよくわかる。何より日常が丁寧に書かれていて飽きが来ない。そして仲間と協力して何かを成し遂げる描写に関しては流石としか言えない。説明パートも分かりやすい。昔、自分でゲームを作るのに参考になると思って、某有名ライターが書いた、ノベルゲーのシナリオの書き方、みたいな本を読んだことがある。そこには「自分が専門家でなくても、それを専門家が読んで納得するシナリオを書かなければならない」というようなことが書かれていたのを覚えている。説明パートにはこれを感じる。同じくアスタ先生が企画・シナリオを担当したPULLTOPの「この大空に、翼を広げて」をやった人なら分かるはず。あんな感じだ。まぁシュタゲみたいに、なんちゃって科学でも面白ければそれでいい、みたいなのもあるけどね。とにかく、非日常の中でも現実的な描写については流石だなぁという感じ。

そして体験版までやって気付いたこと。

 

価格:2000円+税

 

ロープラかよ!

なるほど、ATRIはノベルゲー普及のゲームなのね。それにしても製作陣ガチだなぁ。(サクラノ刻はどうなってるの?)なんてことを思ったり。いつの間にか配信日が発表されてアニメーションPVが作られていた。


ANIPLEX.EXE『ATRI -My Dear Moments-』スペシャルアニメーションPV

アトリがかわいい。とにかくかわいい。これは売上次第でアニメ化もあり得るのでは?そのためのアニプレックスなのでは?なんてね。

 

前置きが長くなったけど以下本編について。

DL容量が約3.5GB。これ本当にロープラか?ゼロ年代のフルプラ以上だぞ?時代は変わったなぁ、なんてことを思いつつ。

まず、アトリがロボットということである程度ギャルゲをやっていればシナリオの展開、方向性は分かると思う。どんなゲームなのかもOPを見れば察するはず。あぁうん俺は分かってるよそういうの、たぶん最後あれでしょ?という感じでプレイしていた。

要所要所には含みのある発言があって、これ伏線かな?なんて思ったりした。

前述の通り、日常が面白い。そしてアトリがかわいい。アトリのあくびはマジでかわいい。そしてシナリオはつまることなくスラスラと入ってくる。

青春モノに大事なのは周りを取り巻く環境や友人だと思うけど、今作の友人はめっちゃいいやつ。いいよねぇこういうの、だから日常が面白くなるんだよね。

ノベルゲーらしく選択肢が少しあって、エンディングは2つ。それを見たらタイトル画面からトゥルーエンドを選択できる。まぁ難しくない選択肢だし、普通のゲーマーなら選ぶべき選択肢がどちらか分かるはず。先に回収はしないで、選ぶべき方を選んでから回収するのをオススメする。

 

本作は失われたものを取り戻していく物語だ。主人公は片足を失ったが、失ったものは足だけではなかった。それがアトリという"足"を見つけて変わっていく。アトリによって変わっていく主人公、主人公によって変わっていく周り。

ではアトリは?アトリも失ったものがある。アトリも失われたものを取り戻していく。

徐々に明らかになっていく様々な謎。そして全てが繋がる。 

選択肢を越えた先、アトリが"あること"に自覚してからの展開は反則だった。

最後にトゥルーエンドを迎えて思ったのは、

 

アトリ、幸せになってくれ・・・

 

ということ。演出が憎いよ本当に。上手くやられたなぁ。

綺麗に伏線が回収された。全部が繋がったらもう言葉にできなかった。

冒頭の、

 

アトリ「時よ過ぎゆけ、お前は残酷だーー。」

 

そしてこれの対になる、

 

夏生「時よ止まれ、おまえは美しいーー」

 

震えたよね。そういうことか…ってね。 

これはもう本当に、ノベルゲーを初めてやる人にオススメしたい作品。自分の初めてのノベルゲーがATRIだったらドハマりする自信がある。テーマに掲げていた“ノベルゲームだから、おもしろい。”というのはまさにその通りで、絵があってテキストがあってBGMと声があって、これがノベルゲーなんだぞと。ATRIをきっかけにノベルゲームが普及したらいいなと思う。

2020年はまだ半分残っているけど、ロープラに限ればもう今年はATRI以上の作品は無いと思う。それくらい、みんな是非やってくれ、という作品だった。

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カニー!🦀

pieces/揺り籠のカナリア 感想

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 ◇製品概要

 タイトル:pieces/揺り籠のカナリア

 ブランド:Whirlpool

 発売日 :2020-05-29

 原画  :水鏡まみず

 シナリオ:近江谷宥

 

◇製品リンク

 

◇OP


『pieces/揺り籠のカナリア』オープニングムービー

 

◇特徴

  • ファンディスク+続編
  • 貴美香がヒロイン昇格
  • 60fpsのOPがぬるぬる

 

◇以下の人にオススメ

  • 前作をやった人
  • 貴美香が攻略したい人
  • 紬が好きな人
  • 結愛が好きな人

 

◇感想

ゆ、結愛あぁああーーー!!!

前作と感想が変わらねぇ…。前作については以下。 

ゲームを起動して最初にOPが流れるけど、やっぱりこのOPが良い。eufoniusの曲もいいけど、60fpsのぬるぬる具合がすげぇー!ってなる。YouTubeで初めて見た時もそうだったけど、ゲーム内で見ると同じように感動する。水鏡まみず先生の絵はかわいいし、紬は相変わらず彼女面しててかわいいし、結愛なんてウェディングドレスだし、そりゃあ期待が高まるってもんだ。

揺り籠のカナリアが発表された時に「ファンディスク」ではなく「続編」ということが公式からあったと思う。内容としては前作ヒロインのアフターとヒロイン追加と前作Trueのその後。ファンディスクじゃありませんよーっていうのは、ぬきたし1と2みたいな感じだと思えば分かりやすいかも。当たり前だけど前作を先にやるのは必須。それも前作の内容をきちんと覚えてることが前提みたいな感じだから、忘れていたら素直に復習しておいた方がいい。

正直、前作のTrueがいい終わり方だったから、今作が蛇足になるんじゃないかっていう心配はしていた。前作から話がどう繋がるのか分からなかったし。けどそれも杞憂に終わった。今作までやってpiecesは完結かな。相変わらず最後が濃い。やっぱりグランドルートで全部持っていく感じが読み物として良いね。

ヒロイン追加ということで貴美香シナリオが用意されてるから、前作で貴美香が好きで攻略したかった人は是非やるべき。けどやっぱりメインは結愛。あと紬もすごく良かった。当然各ヒロインが前作から深掘りされるわけだけど、結愛と紬は特に良かった。

プレイするにあたり、攻略順が問われた。前作の結愛から攻略するというミスを繰り返さないように、しっかりと決めた。と言っても深く考えることなく右から左へ、貴美香から始めて結愛で終わればいいだろうということでそれで。

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シナリオ選択画面

設定変更は項目が多くて良い。バックログとかいちいちシステムボイスが入るの邪魔だからね。とりあえず自分のいつもの設定環境に変更してから開始。

 

■各シナリオについて(攻略順)

伊集院貴美香(CV:水野七海)

ヒロイン昇格おめでとうなキャラ。とりあえず本筋に関わってこないだろう、という軽い気持ちで始めた。開幕早々メスの顔をしてて、おぉちょろいなーってなった。唐突に角オナ始めた時は笑ってしまった。ちょろインかと思ったら主人公もちょろかった。作中になんだかよく分からない謎のテンションの紬が居たけど、あれは何だったんだろう…。シナリオを読み飛ばしたかもだけど、屋敷の軟禁からいつ解放されたのかな?そこは少し整合性がとれてないような気がした。貴美香に関しては最終的にウザかわいいのウザいのが取れてかわいいだけになった、と思ったらやっぱり変なやつ(面白いやつ)っていう印象。いいキャラしてた。水野さんの声がすごく合ってた。

 

美城ありす(CV:鹿野まなか)

早速の世話焼き紬登場でほんとブレないなー(いいぞー)ってなった。ありすは貴美香と違って、かわいい寄りのウザかわいい。ありすシナリオなんだけど、読んでて思ったのは結愛ってほんといいやつだよなぁということ。前作でありすに響くものが無かったから今作もそこまでだったり…。4つあるHシーンの中で良かったのは裸エプロン。あと座薬のシーン。あれはたぶん本作で一番笑ったと思う。鹿野まなかさん迫真の演技だったわ。

 

藍野深織(CV:そよかぜみらい)

結愛が隣で寝てるところからHシーン導入までがファンディスクっぽさを感じた。というか寝てる結愛の屋敷でヤるってどうなのよと…。その後のマッサージがアホらしくて読みながら笑った。たぶん深織シナリオの主人公が一番変態になってたんじゃないかな?おち〇ぽスクワットとか最高にバカだったわ()

前作との違いは眠ってない深織のへっぽこ具合が多く書かれていたことかな。前作でこんなにかわいかったっけ?と思わせてくれた。そよかぜみらいさんあっての深織だったと思う。すごく合ってた。

あと面白かったのが紬の泣き方。普通に笑った。

 

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ここで前作を起動して復習開始。残り2人は思い出しておかないとまずいということで、とりあえず紬だけやり直した。

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小鳥遊紬(CV:鈴谷まや)

Hシーンが良きかな。もはや日本語がわけわからなくなってた(これは結愛もそうだったけど)。あと展開から「あぁこれ絶対に授乳手コキあるわ」と思ったら予想外の展開でマジであったから笑ってしまった。予想外過ぎたけど何かに目覚めそうな、この授乳手コキが本作2番目に好きなHシーンだった。

カウントダウンムービーで「ちょっぴり成長した紬ちゃん」ということだったけど、これは分かった気がする。前作の紬エンドだとこれは色々と"知ってる"紬なんだよね。他シナリオの紬との違いを感じるのも面白いと思う。

紬シナリオは紬ママになったり好き好きモードに突入したり、紬の本編とは違った面が見られた。いい意味でキャラがぶれてて面白かった。紬かわいい。

子守唄のところは即ボイス登録してしまった。まやさん好き!!

 

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ここで結愛とTrueを復習。今やると本編のTrueがスッと入ってくるなぁという感想。やっぱり事前に復習しておくことを推奨したい。

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君原結愛(CV:夏和小)

どこから繋がるのか気になってたけど、なるほどねぇ、と。最後の展開が何となく想像できたかな。内容としては普通にファンディスク。中でもメイドの結愛が素晴らしい。最高だった。本作で1番好きなHシーンはメイドの結愛で間違いない。夏和小さんの演技が素晴らしい。あと守衛さんがめっちゃいい人だった()

それでまぁ予想してた展開になったけど、シナリオ最後に新キャラ登場で「えっ、この声?」ってなった。声聞いて一瞬で声優が誰か分かったよね。これは完全に予想外だったし、気付いたら結愛シナリオが一度終わってグランドルートが解放された。そうきたかー、という感じ。普通にシナリオで結愛を選んで終わりかと思ったら最後に一本用意されてたし、ここからが本番っていう感じが伝わってきた。

グランドルートはぶっ通しで最後まで。要所要所でボイスとテキストが少し違ってたことにモヤっとしたけど、無事エンディングへ。終わってみたら「あー、終わっちゃったなー…」という感じで余韻が残る。それだけ楽しめたってことだと思う。

 

■総括

全体を通して、前作でも思ったけど、主人公がいちいち言いよどんでキモオタっぽく思えちゃうのは何とかして欲しかったな。とにかく最後まで主人公が合わない感じが拭えないけど、話は面白いしキャラはかわいいし、普通に満足。フルプラ一本やったなぁという感じ。結愛かわいい!紬かわいい!

とりあえずカステラのぬいぐるみが欲しいな。家に飾っておきたい()

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座薬のところ。ボイス登録してしまった…w

月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow 感想

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◇製品概要

 タイトル:月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow

 ブランド:tone work's

 発売日 :2020-05-29

 原画  :秋野すばる

 シナリオ:白矢たつき

 

◇製品リンク

 

◇OP


『月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow』OPムービー

 

◇特徴

  • ファンディスク(1キャラのみ)
  • ロープラだけどコスパ高め
  • 本編サブヒロインの出番が多め
  • ボテ腹あり

◇以下の人にオススメ

  • ヒロインの中で佐倉雨音と岬栞菜が好き
  • くすはらゆいさんの演技が好き

 

◇感想

たぎる…たぎります!!

つきかなのファンディスクということで、佐倉雨音(CV.くすはらゆい)の学生時代の追加エピソードと本編の後日談が書かれた本作。ロープラにしてはボリュームがあり、ボーカル曲も4曲と豪華。ボリュームに関してはDL版で約3.5GBと言えば豪華さが伝わると思う。発売日が延期したのも何となくわかる。

ファンディスクで、しかも対象が1キャラとなればずっとイチャイチャしてるのは既定路線として、本作の特徴は 

サブヒロイン、特に岬栞菜の出番が多い 

ということ。本編の5割増しくらいで栞菜がたぎってた。これは嬉しい誤算だった。自分は聖地巡礼するくらい岬栞菜(CV.鈴谷まや)が大好きなので、なんかもうこれだけで救われた。どこかで書いた覚えがあるけど、本作が発表された品川ステラボールのイベントでは「おいたつき!何で雨音なんだよそこは栞菜だろ!」と心の中で突っ込んでいたからね…。サブの中でも特に栞菜の出番が多かったのは栞菜ルートがたつき先生だったからかな?(他サブの担当は和泉万夜先生)そういうわけで、まず雨音が好きな人は言うまでもなく本作をプレイすべきだし、くすはらゆいさんの演技が好きな人も同様だろう。加えて岬栞菜が好きな人にもオススメしたい。

 

〇シナリオについて

開始すると最初にシナリオを選択する。

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マジで雨音一色だなぁという感じ。ダイジェスト編については時間が空いて本編を忘れた人向けかな。ゲームを起動して本編クリア済みか聞かれて「はい」を選べばダイジェスト編に使われてるCGが解放される。自分は本編の内容を何となく覚えていたのでダイジェストはスルーして、スクール編→アフター編の順でプレイ。流石にこの順番はミスらないだろう。

 

〇スクール編 

まず最初に思ったのが、

不純異性交遊なんてもんじゃねぇぞ・・・

ということ。何なんだこいつら…っていうくらい甘々なのを見せつけられて、ほへーって感じ。(そもそも、くっすーは好きだけど雨音は特別好きってわけじゃないし、スクール編に栞菜が出ないことは分かってるんだよねっていう…)あとそれ見つかったらたぶん退学だぞっていうあれこれ。

それで、本編の学生編の追加エピソードということで、主人公が進路に悩む話なわけだけど、ここでちょっと考えてみて欲しい。社会人編というものが既にありながら、ファンディスクにして「学生の主人公(男)が進路に悩む様子」なんて誰が見たがるのだろうか。 

ファンディスクだぞ?ずっとイチャイチャしてろよ誰得だよ…

というのが正直な感想。自分みたいな社畜のおっさんが進路に悩む学生(男)を見てどう感情移入するんだよっていう。こんなの就活やら何やらで「自分がやりたいこと」を模索してる学生くらいじゃないの?とにかく、栞菜の出番もないのに俺は何を見せられているんだっていう思いしかなかった。まぁこの話は一応社会人編で回収されるんだけどね…。

あとはずっと竹刀を持ち歩いているモブが登場したり、主人公ってこんなに変態だったっけ?とか、グレイってこんなに愉快な人だっけ?とか。くぱぁがあったのは良かったけどさ。

 

〇アフター編

これだよこれ。どう考えてもアフターの方が面白い。やっぱり時代は社会人主人公なんだよ。社会人主人公もっと流行れってずっと言ってる。

ということで、上にも書いたけど本編のサブヒロインが全員登場。本編の雨音はサブヒロインと絡みが無かったから新鮮だった。雨音と栞菜の組み合わせは良かったなぁ。自宅に全員集合するし、栞菜は酔っぱらうし、編集長はかわいいし。夫婦水入らずっていう場面で栞菜が登場してやっかいオタクになってるところなんか最高。これ、栞菜が別にっていう人には受け入れられないんじゃないかな()

おぉ?となった場面がゲームハードのジェネレーションギャップ。まぁよくある、ファミコン世代とかプレステ世代とかそういうの。35歳(本作だともう少し上?)の編集長がスーファミについて言及してて、2020年だとそこら辺の年齢がピッタリだったからなるほどね?という感じ。ゲーム内を2020年としてキャラの年齢と合わせたんだろうなぁと思った。

意外だったのがボテ腹Hがあったこと。公式のサンプルにも公開されてるけどね。これが案外好みが分かれてるから、シーンを入れることにはたつき先生のこだわりがあったんじゃないかな。自分は好きとか嫌いとか特にない。セックスも妊娠も全部純愛の延長なわけで、まぁ妥当かなと。都合よく妊娠するのはちょっとやり過ぎだと思ったけど。。

本作のテーマは「家族愛」だと思うし、泣かせにかかってきてる場面があるにはあったけど、自分には響かなかったかな。演出のせいなのか、唐突な場面だったからか、それとも栞菜以外にあまり興味が無かったからなのか・・・。とにかく、プレイする人、した人達の大半と違う感想を抱いていたと思う。どういう終わり方するんだろう→あ、終わった、みたいな。全体を通して楽しいかつまらないかで聞かれたら「アフターの方が面白い、けどそういうのどうでもいいくらい岬栞菜が可愛かった」って答えそう。そんな感じ。

 

 〇Amazon特典ドラマCD「雨音と栞菜のもしも2人が同級生だったら…」

特典で栞菜が登場するのはAmazonだけ。予約してたのを忘れてDL版買っちゃったというのはさておき、Ifの世界で2人と結ばれて3PっていうCD。本編になかった学生時代の栞菜が聞けるというだけで良かったのに、ハーレム大好きオタクだからこういうのは願ったり叶ったりだった。このドラマCDは大人向けだから聞く場所に気をつけてね、という説明が冒頭にあるのは親切だった。電車で聞けないやつだね。ロープラで安いし、6/4現在でも特典付きで買えるから、栞菜が好きならAmazonで決まりだと思うよ。

 

雨音のファンディスクなのに栞菜を目的で買ってるから、我ながらまともな感想になってないと思う。とりあえず他のメインは登場しないし、そっちが好きなら本作をやる必要はないかな。自分は栞菜にまた会えて満足。もう一度本編に戻って栞菜がやりたくなった。あと諸々が落ち着いたらまた函館に行きたいな。

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セ〇サターン!!