マルコと銀河竜 感想
◇製品概要
タイトル:マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~
ブランド:TOKYOTOON
発売日 :2020-02-28
原画 :大空樹
シナリオ:はと
◇製品リンク
◇特徴
◇以下の人にオススメ
- ノラととが好き
- サクっと終わるゲームがやりたい
◇感想
すっげー・・・何だこれ・・・
まだ4月だけど、今年一番の変化球かもしれない。とにかく今までやったことのないタイプの作品だった。最大の特徴はカートゥーンアニメ。そもそも公式ではジャンルが「カートゥーンアドベンチャーゲーム」ってなってる。OPも特徴的。
因みに非18禁作品についてブログで触れるのは初めてだったりする。と言っても今作はルートは一本だし、ヒロインとか居ないし、そもそもギャルゲですらない。それどころかシナリオ上のミニゲームで縦スクロールのシューティングがある。かろうじて選択肢が1つあって、CG差分があるくらい。ギャルゲ要素はそれくらい。
今作の何が凄いって、とにかくCGが多い。背景があって立ち絵があって、という場面の方が少ないくらい。公式サイトのギャラリーを見てもクリア後にCG回想を見ても、製作にかなり時間をかけたのがよく分かる。はと先生曰く、自分が作りたいと思ったものを作ったのだそうな。ノラとと2が出てから何も音沙汰無かったなーと思ったら、Qruppoがぬきたしで業界を駆け抜けて行く期間、ずっと作っていたらしい。
シナリオはやっぱりはと先生だなーっていう感じ。ノラととが好きなら絶対好きになると思う。特にルーシアとかノブチナのシナリオが好きな人。クセはあるけど、とにかくテンポが良い。そして短い。引き込まれるシナリオということもあるけど、最後までぶっ続けで5時間くらいだったと思う。一日潰れると思ったら半日で済んだ感じ。短いゲームだったけど、個人的に満足度は高い。終わらせた後の余韻がね…なかなか心地良かった。2周する必要はないけど、最後の方で理解が追い付かなかったら一度振り返ってみるといいかな。
今作は一言で済ませるなら、ノラととが好きならやろうぜって感じの作品だった。