9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと 感想
◇製品概要
タイトル:9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと
ブランド:ぱれっと
発売日 :2020-04-24
原画 :和泉つばす
シナリオ:かずきふみ
◇製品リンク
◇OP
- 4部作の最終作
- 超能力バトル
- 並行世界
- 動くHシーン
◇以下の人にオススメ
- 9-nine-シリーズを前作までやってる
- 熱い展開が好き
- SとMならどちらかというとS
- 夏和小さんの演技が好き
◇感想
希亜お前なぁ、ちょっとカワイイが過ぎるぞ・・・
9-nine-シリーズ完結。いい終わり方だった。2作目、3作目と上がってきていたから、最後にコケないでくれよ?という不安もあった。まぁこの不安は杞憂に終わったわけで。かずきふみ先生、疑ってすみませんでした。。普通に上手く完結したなぁと。もしかしたら最後にもう少しあるのかな?(これは検証できてない)
前作が良かったから多少は…とも思ったけど、簡単に越えてきた印象。分作の強みかな?かずきふみ先生曰く、分作は反応を見つつ次回作に微修正を入れられるとのこと。その分プレッシャーもあるそうで。無事完結してくれてありがとうと伝えたい。
今作は3作目まで事前にやっておくのが必須。1作目からぶっ通しでやって今作に入るのがベストかもしれないけど、流石に時間が…ということで前作だけ復習してからプレイした。1年前ともなると全然覚えてないからね。楽しかった記憶はあったけどシナリオは全然だし、春風先輩がエロかったことしか覚えてなかった。今作は3作目のラストから繋がるから、自分みたいに3作目だけ復習するのはアリだと思う。
今作は今まで色々と謎が多かった希亜の話。というか、希亜を軸に全てをまとめる話。やれば分かるけど某漫画の影響を強く受けてるなぁという印象。その分最後の展開が読めなかったりした。
正直、なんで最後が希亜なんだろうと思ってた。だって作中一番おっぱい小さいよ?先生それでいいのかよ?って感じだったけど、全部が終わって、今作の最後を見た後だと1作目からの順番に意図を感じる。ほーなるほどねぇ、と。春風先輩が結構攻めて来てたから、希亜ルートは一体どうなるんだ?と思ってた。その結果が、まぁ上手くやられたわな。希亜が反則級に可愛かった。そう来たか…と。4ヒロインで誰が好き?っていう質問にはノータイムで希亜って答える。古典的エロゲーマーだからギャップに弱いんだ。これには上手くやられたなぁと。希亜が可愛かったっていう感想は絶対先生の手のひらの上だろうからね。そうと分かってても自分から踊るわ。それくらい希亜は刺さった。Hシーンは全部オート。当然ですね?
それで、希亜のギャップってのがちょっとだけS向けかなと。それ以上は言わないけど、やったら伝わると思う。Hシーンはどれもこだわりを感じた。エロいというよりかわいい。おすすめ。
■全部を終えて、各ヒロインについて
九條都(CV:澤田なつ)
1作目ヒロイン。小さいけど巨乳。最初こそ「メインヒロイン」って感じだったけど徐々に印象が薄れていっちゃったかな。けどいい子なんだよね。すごくいい子。自分はこういう子好きだなぁ。
新海天(CV:沢澤砂羽)
2作目ヒロイン。実妹。2作目から「9-nine-シリーズ来てるな…」って感じだったと思う。起承転結の「承」として一翼を担ったと思う。沢澤砂羽さんの演技が素晴らしくて、主人公との掛け合いが最高だったよね。最後まで良かった。
香坂春風(CV:渚しろな)
3作目ヒロイン。先輩。作中で一番でかい。物語が一気に進む中、エロエロな先輩として自分に刺さった。最終作への期待値を上げるのに大きく貢献したヒロイン。終わり方も一つのエンディングとしてアリなんだよね。4作目は本当にこれを越えられるの?という不安を抱かせたヒロイン。
結城希亜(CV:夏和小)
4作目ヒロイン。他校の子。作中一番小さい。上にも書いたけど、お前そう来たか…ってなった子。夏和小さんの演技が好きなら希亜のために9-nine-をやってもいいと思う。それくらい良い。全部持っていかれた気がする。マジでかわいいのよこの子。
■総括
分割商法ってどうなのよ?というのはあると思う。それも前編・後編じゃなくて4部作っていう。けど9-nine-は分作の強みが出たのかなという印象。別に最初がつまらないというわけじゃなくて、物語が後半になるにつれて、謎が明らかになるにつれて面白くなるという意味で。個人的には3作目まで買ったら今作を買わない人は居ないんじゃないかなと思う。とにかく完結してくれてありがとうと伝えたい。シリーズ最終作で結城希亜というヒロインを攻略させてくれたことに敬意を払いたい、そんな作品だった。