PARQUET 感想
◇製品概要
タイトル:PARQUET
ブランド:ゆずソフトSOUR
発売日 :2021-07-30
原画 :むりりん、こぶいち、羽純りお
シナリオ:天宮りつ
◇製品リンク
◇OP
◇感想
個人的にはアリだが…
ゆずソフト待望の新作、と思いきや新ブランドが立ち上がって全年齢作品として発表された本作(ゆずソフトよりゆずソフトサワーの方がアルコール入ってそうだが…)。事前情報一切無くいきなり発売されたもんだから驚いた。しかもロープラ。前作が2019年12月20日だから、期間が空いた割にロープラというのは信者へダメージが大きかったと思う。自分は信者ではなくとりあえずブランドを応援しているファンだから別に良かったが。というか積みゲーが溜まりに溜まってるし。。
発表された時の生放送がぐだぐだだったらしいけど見てないのでよく分からない。音声作品への展開もあるらしく、なんか迷走してないか?と思ってしまった。なので本作をやる前はハードルを下げていた。
ゲームはプロローグ→本編→アフターという流れ。本編シナリオまでは分岐も無く読み進めるだけ。
まずOPだが、正直どうしてこうなった感。なんか3Dモデルを動かしてるけど、そのモデルが素晴らしいかというとそうでもないし、アニメーションは無くてもいいから普段通りで良かった。最近流行りのVの者テイストを入れた感じなのかな?率直に言って酷いと思うのだが、YouTubeのコメント欄を見たら肯定的なコメントばかりで、こいつら正気か?と思ってしまった。まぁどう思うかは個人の自由なのでそれ以上は言わない。
本編はスムーズに読み進められた。数時間で読み終わる程度で綺麗にまとまっていて、「うん、楽しかった」という感じ。それ以上でもそれ以下でもない。シリアスなシーンが若干ギャグっぽくなったのは残念だと思ったけど。あとロープラだからかサブキャラの立ち絵差分が無さすぎて違和感があった。そこは手抜きしないで欲しかったな。
アフターは短いけど、ここで初めて選択肢が登場する。ルートというほどでもない短い話があって終わり。ここで思い出したのは、
これギャルゲーだったわ
ということ。本編で誰かとくっつくとかそういうの無かったからすっかり忘れてた。申し訳程度のギャルゲー要素がアフターで登場した。
たぶんここが問題で、多くのユーザは主人公とヒロインがイチャラブしてるのを求めているのだと思う。それに対して本作はその要素が圧倒的に足りてない。だからユーザからすると地雷認定されそうな気がする。そんなのゆずソフトじゃない!ってね。
だがこれは想定通りなのだと思う。だってイチャラブさせたいならHシーンを入れればいいし、全年齢にする理由が無い。ゆずソフトがアンケートを集計した結果、どういう方針を立てたのか分からないが、全年齢の本作を発売してからユーザの反応を見たがっているように感じられる。そういった意味で挑戦的な作品なのかもしれない。
しかしそれならそれでシナリオに工夫が欲しかったかな。心に響いて余韻が残った、とかそういうの無かったし。そこはこれからに期待。
まとめるとこんな感じ。
リノとツバサのどっち派?というのはなかなか難しい。二人を選びたいね。