オタクの独り言

ゲーム他、諸々の備忘録と情報共有がメイン。不定期更新。

恋愛、借りちゃいました 感想

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◇製品概要

 タイトル:恋愛、借りちゃいました

 ブランド:Asa Project

 発売日 :2019-07-26

 原画  :冬壱もんめ、結城リカ、夕凪セシナ

 シナリオ:八日なのか

 

◇製品リンク

http://www.asa-pro.com/koikari/

 

◇OP

  

◇特徴

  • いつものアサプロ
  • ギャグ多め
  • イチャラブ
  • カップ

 

◇以下の人にオススメ

  • 難しいことを考えずにイチャラブが見たい
  • 日常が面白いゲームがやりたい
  • 気軽にエロゲがやりたい

 

◇感想

マジでまともなキャラがいねぇ・・・w

いつものアサプロだった。ギャグが7割くらい。日常が面白く、テンポ良く進むから短く感じる。実際のテキスト量も一般的なフルプラより少なめかな?あっという間に終わってしまった。自分としては「MUSICUS!」をプレイしてぽっかりとあいてしまった穴を埋める何かを探していたので、気軽にやれるゲームは丁度良かった。個人的には前作「借りぐらし恋愛」より楽しめた。

まず作品のジャンルが「恋愛レンタルADV」ということで、公式のあらすじや4コマを読めば分かるけど、主人公がレンタル人材派遣で彼女になったりお兄ちゃんになったり愛人になったり…。よくそんなの思いつくなぁと思った。この設定が作品を面白くした感がある。

シナリオは後味悪いことなく、全員が綺麗に終わる。とにかく日常に重きを置いてる感じで、共通から個別まで安定して楽しめる。けど整合性が合ってなかったり読み方が違ったりして気になる箇所はあった。例えば

  • 主人公宅に私服で泊まる→家に帰らず制服で登校する(手ぶらのはずが制服はどこにあった?)
  • noob」の読み方が「のーぶ」
  • 死兆星」の読み方が「しちょうぼし」
  • 「偽妹」の読み方が「ぎまい」と「にせまい」で不安定

など。大したこと無いし実際は気にしないでもいいと思うけど。そういう細かいことは置いておいて日常を楽しめばいいかな。

 

■各ヒロインとルートについて

瀬川絵未(CV:花寺香蓮)

素直になれない系の王道ヒロイン。メインの中でもメインのヒロイン。今時暴力系ヒロインは流行らないってことで物理が少なくなった感じがする脳筋タイプ。花寺香蓮さんの演技は初めて聞いたと思うけど、絵未に凄く合っていた。ルートの最後まで八純が関わったけど、嫌みな感じになることがなく、良かったと思う。NTRの可能性もあったけど、そこはやっぱりアサプロなので無し。八純と3Pがあったらもっと良かったかな。FDにあるかな?あったらいいなぁ。

 

天満八純(CV:飴川柴乃)

お嬢様っぽくないお嬢様。口癖は「にゅふふ」。チーズばっか食ってる。深夜にラーメン食って太るヒロインというのも珍しい。絵未ともう一人のメインヒロイン。作中で一番くっ付いて欲しいと思った。これはいい飴ちゃんキャラだった。関係性が絵未ルートの逆で、八純ルートは最後まで絵未が関わった。絵未ルートの八純は良かったけど、八純ルートの絵未はそこまでだったので、3Pがあるなら絵未と付き合った状態でお願いしたい。たくし上げの騎乗位が個人的オススメ。

 

泉ちなつ(CV:水野七海)

双子の姉。ロリ巨乳。頭が性感帯とかいう変態。金を払ってまでして主人公をお兄ちゃんと呼びたがる変態。妹とセットで1本のルート。水野さんが声をあてるキャラってどうしてこうなのか…。双子を攻略するなら二人を平等に扱うべきだと思ってるから、今作みたいな姉と付き合って妹がオマケ、みたいなのは刺さらなかったかな。とりあえず変態姉妹とバカな日常を楽しむルートだった。

 

泉こなつ(CV:要しおり)

双子の妹。姉よりも巨乳。全身が性感帯とかいう変態。作中一番やべーやつ。日常の立ち絵でアヘ顔さらすヒロインはレアだと思う。もっと主人公にベタ惚れしてくれたら良かったかな。要しおりさんはWhirlpoolの「初情スプリンクル」以来だったから、こなつの演技は衝撃的だった。意味わからんけど勢いで通した「おち〇ちんバスター」は好き。オススメはラブホのやつ。こなつに関してはもっとエロエロなのがあっても良かったと思う。キャラの変態性にHシーンの変態性が付いていかなかった感じが少し残念。でもいいキャラだった。

 

空路椿(CV:藤崎紗矢香)

ゲーマーの残念美人。お姉さんキャラ。私服がエロい。共通ルートで一番攻略したくなったキャラ。こんな24歳いねぇよ、こんな酔い方する女いねぇよって思ったけどそこは仕方ない。双子と同じで絵未や八純より短めだったかな。ルート以外でも巻き込まれて勝手に事故ってたのが印象的。「おち〇ちんバスター」もあったし。親から独身を心配されるところが強引だけど、全ルートで一番いい付き合い方、終わり方だったと思う。ギャップに惹かれるわけじゃないけど、外ではしっかりしてて家ではジャージの子っていいよね。。

 

他にも、お前も攻略できるのかよ!っていうサブ二人(CV:くすはらゆい北見六花)とか最強の実妹(CV:歩サラ)とか、色々とキャラが立ってたなぁという印象。難しいことを考えず、気軽にやれる良質な作品だった。ここに書くかは分からないけど、FD2本もそのうちやると思う。頑張れアサプロ、応援してるぞ!

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おち〇ちんバスター(椿)

MUSICUS! 感想など

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◇製品概要

 タイトル:MUSICUS!

 ブランド:OVERDRIVE

 発売日 :2019-12-20

 原画  :すめらぎ琥珀

 シナリオ:瀬戸口廉也

 

◇製品リンク

 

◇感想、考察など

音楽って何なんだろうな・・・

OVERDRIVEの最終作、クラウドファンディングで1.3億円支援金を集めた、瀬戸口廉也の最新作、と話題に欠かない作品。内容はどう考えてもフルプラだけどミドルプライス。やってよかったと思えた作品。

発売日に買ったものの、年末年始にやれなかったからGWにやろうと決めていた。まとまった時間に一気にやるべき作品だと分かっていたからね。結果は正解。これは毎晩ちまちまやる作品じゃない。むしろ命を削って一気にやる作品だと思う。

元々、瀬戸口作品が大好きだ。今までで好きなエロゲを10本挙げろと言われたら、そのうち1本はS.M.LのCARNIVALが入る。今ではプレミア化している小説もセットで。相変わらず一気に読み進められるテキストは流石だと思う。

瀬戸口作品でOVERDRIVEといえばキラ☆キラだし、MUSICUS!はキラ☆キラの正統後継作品という扱いだが、キラ☆キラが好きならやるべきかというと微妙に違う気がする。昔キラ☆キラが好きで、それから時間が経ってる人はいいと思う。というのも、MUSICUS!は一般的な大学生や20代には刺さらないと思うから。R-18版とR-15版があるけど、これ高校生がR-15版やってもよく分からんだろ…というのが正直なところ。話が難しいわけではないけれど、共感とか理解が出来ないという意味で。むしろどういう感想になるのか気になる。

作品としてはOVERDRIVEの最終作に相応しいと思う。自分はそこまでOVERDRIVEに特別な思い入れは無く、友人に一人かなりのmilktubファンがいた程度だけど、これは分かる。MUSICUS!はヒロインとくっ付いてイチャラブするようなエロゲ・ギャルゲじゃない。自分の解釈だと、MUSICUS!は「人生とは」という哲学的な問いに対する一つの回答として「音楽」と答える作品だ。OVERDRIVEのbambooは「自分の音楽を届けるために美少女ゲームを作る」としているが、元々は主題歌等のゲーム内楽曲のことを言っていた。MUSICUS!では「音楽」そのものに言及する。ヒロインとくっ付くことなんて二の次だ。「愛なんていらねぇ、音楽が全てだ」と言わんばかりに。エロゲでこれはある種の狂気だと思う。こんな作品は昔に遡ってグリーングリーンから始まって今まであっただろうか。そう考えるとMUSICUS!が最終作というのは納得がいく。

 

もちろん、盲目的に肯定しているわけじゃない。ゲームとして不満もある。以下は不満があったところ。あくまで個人の感想なので、「個人的には」というのが頭につく。

 

■ガヤがテキトー過ぎる

大した事ないけど気になった。だって「ライブハウス」「駅のホーム」「居酒屋」全部同じなんだもの。途中で女の声で「ヘーイ!」って言ってるのがめっちゃ気になる。いやお前駅のホームだぞ…

 

■攻略順について

読み物としてプレイしているから、選択肢はもっと少ない方が嬉しかった。というか選択肢が多い。それだけ分岐があるのかというとそんなことも無かったし。そして攻略順も固定して欲しかった。たぶん

 

弥子 → めぐる → 澄 → 三日月

 

がベストだと思う。三日月が終わってから尾崎さんに戻ったけど、先にやっておきたかったなぁという感想。

 

■一部不快なキャラについて

これは物語を始めるためにも、作品を膨らませるためにも必要なのだろう。しかしどうにも釈然としない。「憎めないバカ、愛されるバカ」とか、キャラの成長が見られたならいいけど、ただウザいだけとか胸糞悪いだけだった。じゃあ一発ぶん殴ってスッキリした方が良かったのかというと、それはそれでチープなものに成り下がりそうだったし、結局は胸糞悪いままプレイせざるを得なかった。これも感じ方次第なんだろうけど、もう少しバランスが良くてもなぁというのがあった。

 

以下、各ルートについて

 

■弥子

一番きれいな話だったのかな?なるほどこれが青春か…という感じで。共同制作ってのはいいもんだねぇ。作中だと佐藤さんがめっちゃいい子なんだけど、もう少しあの子の話があって欲しかったなぁ。見た目ギャルだけど世話焼きで家庭的って、ぬきたしの奈々瀬に被ってるけどやっぱりいいよね。

このルートで一番印象的だったのは主人公のセリフ。

「もし生まれ変わりがあるのなら、次の人生ではバンドに賭けてみたいと思うけどね。でも今回はそれを選ばない。」

「おい、これ絶対最初にやるべきだっただろ…」となった瞬間。上にも攻略順を書いたけど、尾崎さんを先にやっておくべきだった。三日月が登場しない代わりに胡桃が居たけど、その場合三日月はどうなるんだよっていう、一人のルートを選んだら別のヒロインどうなるの的な葛藤があった。尾崎さんも胡桃も個人的に何とも思わなかったからかもしれない。いやほんと、佐藤さんが幸せになってくれればそれでいいよ。

 

■めぐる

きれいな話だったけど、一部ご都合主義的な展開があったのは否めない。しかし他で一切語られないめぐるの謎が明らかになったし、普通に楽しめた。めぐるを知ったうえで三日月に進むと印象が変わるだろうし、三日月の前にめぐるをやっておけばよかったと後悔。めぐる自身もいいキャラだし、終わり方もスッキリしてた。

 

■澄

誰だよてめーは(画像略)って感じ。用意されたルートの中でも、まぁそんな位置づけだろうと最初から分かっていたので何とも・・・。何となく最初からオチが読めて、実際にそれが当たってしまった。そういうこともあって、本当に、無表情で、何も感じることなく終わった。因みにこのルートに限らず個人的胸糞キャラは

  • 香織
  • 金田
  • 謎の大学生

になる。尾崎さんルートの金田はまだマシだったかな?河川敷に呼び出したあいつは小者臭がしてたから何とも思わなかったけどね。いやー、澄は無理っす。良い子なのかもしれないけどね。

 

■三日月

トゥルーという言い方が適切なのかは分からないけど、思いっきり精神を揺さぶられた本筋のルート。そして一番考えさせられたルート。とても良かった。たぶん途中で終わったら凡作だったと思う。この終わり方、そしてエンディング最後の三日月でかなりやられた。終わったら軽く放心してしまった。

 

「ライブは生もの」という表現は言い得て妙だと思う。聞くだけだったらデータだけでいい。データの方が正確に演奏された曲になる。しかしライブに行く人は多い。それはライブにはデータに無いものがあるからだ。ライブハウスに限らず、ライブに行ったことがあれば現地の熱気にあてられて興奮するのが分かると思う。ここには音以外の「モノ」があって、それがその曲を昇華させる。

作中でもあるように、確かに音楽には音と直接関係ないことによる「まやかし」で騙している一面はあるのだと思う。けどやはり究極的には自分が良いと感じられたらそれでいいのだろう。そこには小難しい理屈はなく「理由なんてどうでもいいから好き」が全てだ。例えば作曲家が人間としてクズでも曲が良ければそれでいい。

花井、三日月、めぐる。音楽が無くては生きていけない者たちの、それぞれの音楽観、人生観があった。作品を通じて感じたのは「今を楽しく生きよう」ということ。彼ら、彼女らにはそれが音楽だった。

 

少し思ったのが、MUSICUS!のクラウドファンディングが始まった時に大々的に「OVERDRIVE最終作!!」という宣伝があったけど、これもひとつの売り上げのための「まやかし」だったのかな?ということ。だって最終作だと感慨深いものもあるし、期待するでしょ。体験版もやらずに買った人も多いはず。発売後に「実はこれ最終作なんだぜ」と発表したらまた変わったと思う。ここら辺を行動で示すあたり少し面白いと思った。自分は信者というわけじゃないし、実際に作品として「良かった」と思えたから、それこそどうでもいいけどね。実際に支援金1.3億円ってとんでもない数字だと思う。OVERDRIVEは12年間お疲れ様でした。

 

作品を通じて人生観を考えさせられた。年末に凄い作品が出たもんだなぁと改めて思った。

9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと 感想

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◇製品概要

 タイトル:9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと

 ブランド:ぱれっと

 発売日 :2020-04-24

 原画  :和泉つばす

 シナリオ:かずきふみ

 

◇製品リンク 

◇OP


 ◇特徴

  • 4部作の最終作
  • 超能力バトル
  • 並行世界
  • 動くHシーン

◇以下の人にオススメ

  • 9-nine-シリーズを前作までやってる
  • 熱い展開が好き
  • SとMならどちらかというとS
  • 夏和小さんの演技が好き

 

◇感想

希亜お前なぁ、ちょっとカワイイが過ぎるぞ・・・

9-nine-シリーズ完結。いい終わり方だった。2作目、3作目と上がってきていたから、最後にコケないでくれよ?という不安もあった。まぁこの不安は杞憂に終わったわけで。かずきふみ先生、疑ってすみませんでした。。普通に上手く完結したなぁと。もしかしたら最後にもう少しあるのかな?(これは検証できてない)

前作が良かったから多少は…とも思ったけど、簡単に越えてきた印象。分作の強みかな?かずきふみ先生曰く、分作は反応を見つつ次回作に微修正を入れられるとのこと。その分プレッシャーもあるそうで。無事完結してくれてありがとうと伝えたい。

今作は3作目まで事前にやっておくのが必須。1作目からぶっ通しでやって今作に入るのがベストかもしれないけど、流石に時間が…ということで前作だけ復習してからプレイした。1年前ともなると全然覚えてないからね。楽しかった記憶はあったけどシナリオは全然だし、春風先輩がエロかったことしか覚えてなかった。今作は3作目のラストから繋がるから、自分みたいに3作目だけ復習するのはアリだと思う。

今作は今まで色々と謎が多かった希亜の話。というか、希亜を軸に全てをまとめる話。やれば分かるけど某漫画の影響を強く受けてるなぁという印象。その分最後の展開が読めなかったりした。

正直、なんで最後が希亜なんだろうと思ってた。だって作中一番おっぱい小さいよ?先生それでいいのかよ?って感じだったけど、全部が終わって、今作の最後を見た後だと1作目からの順番に意図を感じる。ほーなるほどねぇ、と。春風先輩が結構攻めて来てたから、希亜ルートは一体どうなるんだ?と思ってた。その結果が、まぁ上手くやられたわな。希亜が反則級に可愛かった。そう来たか…と。4ヒロインで誰が好き?っていう質問にはノータイムで希亜って答える。古典的エロゲーマーだからギャップに弱いんだ。これには上手くやられたなぁと。希亜が可愛かったっていう感想は絶対先生の手のひらの上だろうからね。そうと分かってても自分から踊るわ。それくらい希亜は刺さった。Hシーンは全部オート。当然ですね?

それで、希亜のギャップってのがちょっとだけS向けかなと。それ以上は言わないけど、やったら伝わると思う。Hシーンはどれもこだわりを感じた。エロいというよりかわいい。おすすめ。

 

■全部を終えて、各ヒロインについて

九條都(CV:澤田なつ)

1作目ヒロイン。小さいけど巨乳。最初こそ「メインヒロイン」って感じだったけど徐々に印象が薄れていっちゃったかな。けどいい子なんだよね。すごくいい子。自分はこういう子好きだなぁ。

 

新海天(CV:沢澤砂羽)

2作目ヒロイン。実妹。2作目から「9-nine-シリーズ来てるな…」って感じだったと思う。起承転結の「承」として一翼を担ったと思う。沢澤砂羽さんの演技が素晴らしくて、主人公との掛け合いが最高だったよね。最後まで良かった。

 

香坂春風(CV:渚しろな)

3作目ヒロイン。先輩。作中で一番でかい。物語が一気に進む中、エロエロな先輩として自分に刺さった。最終作への期待値を上げるのに大きく貢献したヒロイン。終わり方も一つのエンディングとしてアリなんだよね。4作目は本当にこれを越えられるの?という不安を抱かせたヒロイン。

 

結城希亜(CV:夏和小)

4作目ヒロイン。他校の子。作中一番小さい。上にも書いたけど、お前そう来たか…ってなった子。夏和小さんの演技が好きなら希亜のために9-nine-をやってもいいと思う。それくらい良い。全部持っていかれた気がする。マジでかわいいのよこの子。

 

 ■総括

分割商法ってどうなのよ?というのはあると思う。それも前編・後編じゃなくて4部作っていう。けど9-nine-は分作の強みが出たのかなという印象。別に最初がつまらないというわけじゃなくて、物語が後半になるにつれて、謎が明らかになるにつれて面白くなるという意味で。個人的には3作目まで買ったら今作を買わない人は居ないんじゃないかなと思う。とにかく完結してくれてありがとうと伝えたい。シリーズ最終作で結城希亜というヒロインを攻略させてくれたことに敬意を払いたい、そんな作品だった。

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希亜のドヤ顔好き。天のウザかわいいのも好き。



マルコと銀河竜 感想

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◇製品概要

 タイトル:マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~

 ブランド:TOKYOTOON

 発売日 :2020-02-28

 原画  :大空樹

 シナリオ:はと

 

◇製品リンク 


 ◇特徴

◇以下の人にオススメ

  • ノラととが好き
  • サクっと終わるゲームがやりたい

 

◇感想

すっげー・・・何だこれ・・・

まだ4月だけど、今年一番の変化球かもしれない。とにかく今までやったことのないタイプの作品だった。最大の特徴はカートゥーンアニメ。そもそも公式ではジャンルが「カートゥーンアドベンチャーゲーム」ってなってる。OPも特徴的。

因みに非18禁作品についてブログで触れるのは初めてだったりする。と言っても今作はルートは一本だし、ヒロインとか居ないし、そもそもギャルゲですらない。それどころかシナリオ上のミニゲームで縦スクロールのシューティングがある。かろうじて選択肢が1つあって、CG差分があるくらい。ギャルゲ要素はそれくらい。

今作の何が凄いって、とにかくCGが多い。背景があって立ち絵があって、という場面の方が少ないくらい。公式サイトのギャラリーを見てもクリア後にCG回想を見ても、製作にかなり時間をかけたのがよく分かる。はと先生曰く、自分が作りたいと思ったものを作ったのだそうな。ノラとと2が出てから何も音沙汰無かったなーと思ったら、Qruppoがぬきたしで業界を駆け抜けて行く期間、ずっと作っていたらしい。

シナリオはやっぱりはと先生だなーっていう感じ。ノラととが好きなら絶対好きになると思う。特にルーシアとかノブチナのシナリオが好きな人。クセはあるけど、とにかくテンポが良い。そして短い。引き込まれるシナリオということもあるけど、最後までぶっ続けで5時間くらいだったと思う。一日潰れると思ったら半日で済んだ感じ。短いゲームだったけど、個人的に満足度は高い。終わらせた後の余韻がね…なかなか心地良かった。2周する必要はないけど、最後の方で理解が追い付かなかったら一度振り返ってみるといいかな。

今作は一言で済ませるなら、ノラととが好きならやろうぜって感じの作品だった。

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好きなキャラその1、あっちゃん。吉田有里さんの演技もすばら。

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好きなキャラその2、ラッカ。かわいい。好き。

はじカノ~君がいる部屋~ 感想

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◇製品概要

 タイトル:はじカノ ~君がいる部屋~

 ブランド:キャラメルBOX いちご味

 発売日 :2020-02-28

 原画  :月杜尋

 シナリオ:望月JET、真崎ジー

 

◇製品リンク

 

◇特徴

  • 同棲もの
  • 色々と古臭い
  • Hシーンが多い
  • フルプライス

 

◇以下の人にオススメ

  • 疲れてて現実逃避したい人
  • エロゲーっていう感じのエロゲーがやりたい人
  • 未だに魂が平成を漂ってる人
  • 歩サラさん、鈴谷まやさん、御苑生メイさんの演技が好きな人

 

◇感想

何だこれ・・・なんだこれ・・・

キャラメルBOXのゲームを買ったのは何年振りだろう。ましてやいちご味ってなんぞ?と思ったけど「とっぱら」を買ってた。調べたら2008年だった。マジすか。

今作を買ったのは声優さん目当て。体験版も一切やらずに買った。なのでシナリオとかあまり求めてない。声さえ聞ければいいやーって感じで。こんな買い方をするのは何年振りか分からない。買う時にフルプライスだったことを知った。勝手にミドルだと思ってた。だって、なんかそんな感じするじゃん・・・。

まず、ゲームを起動して驚いたのがシステム周り。色々と古臭い。解像度も1280×720だし、これ本当にフルプライス?ってなった。いや、別に声さえ聞ければいいので・・・っていうのが無かったらキツかったかもしれない。

タイトルから分かる通り、同棲もの。かなり強引な流れで同棲が始まる。リアリティも何もねぇっす。あと主人公がキモい。このあたりから「よし、この主人公は俺じゃない、この作品はそういうものとして考えろ」と頭を切り替えてプレイ。

システム周りもだけど、シナリオを読んでて思ったのが古臭いということ。ものは言いようで、昔懐かしいというべきか。とにかく、ライターはまだ平成を生きているんじゃないか?と錯覚してしまった。繰り返すけど、シナリオは求めてないから頭を空っぽにしてプレイした。

途中から選択肢。フラグがありそうで無い。CGの差分も無い。最後の選択肢だけでルート確定。(この無駄な選択肢具合も何か古臭いんだよね・・・)

ルートに入ると即Hシーン。すると「あれ?」ってなる。当然強引な展開なんだけど、Hシーンは力を入れてるのが分かる。個人的に立ち絵はうーんって感じだったけど、Hシーンの絵は好き。これで思い出したのはTo Heart2の双子とメイドロボとの4P。あれもね、めちゃんこ絵が好きだったんですよ。とまぁそんな感じで低く見てた予想をいい方向に裏切ってくれた。

それから進めるとあれよあれよとHシーン。その数一人あたり12個。正直マジか・・・ってなった。だって抜きゲー買うつもりじゃなかったし。抜きゲーじゃないけど、回数が多いっていうパターン。奇抜なシチュがあるわけでもなく、とにかく回数を重ねる。なるほど、これがフルプライスかってなった。途中から音声作品みたいに目を閉じてオートで聞いてた。地の文も読んでくれたらなぁ、なんて思った。

Hシーンの最大の特徴は、言っていいのか分からないけど、ピー音が入らないこと。いや、本当にいいのか?これってソフ倫を通ってないってこと?(そこら辺の事情がよく分かってない)とにかくピー音が入らない。ぽさらちゃんが、まやさんが・・・というわけ。まぁ有って無いようなピー音もよくあるし、普段気にしてないけどね。何も規制がかかって無いのも珍しいと思った。まやさんのそういうの聞いたことあったっけな・・・と考えてみたけど、素晴らしき国家の築き方のアニメとかそうだったわ。ちゃんと聞いてた。ナイス俺。

 

以下、キャラについて

 

舞衣(CV:歩サラ)

マンションの元住人。でかい。出会いから同棲までが一番強引だったかな。普段のぽさらちゃんの声よりだいぶ高い。これは珍しいなぁと感じた。

ルートに入ってから立ち絵差分が増える。シナリオは胸やけしそうな甘さ。シーン内にくぱぁアリ。

 

結愛奈(CV:鈴谷まや)

義妹ちゃん。思ったよりでかい。普段のまやさんの声よりかなり高い。これはレアだなぁと思った。デレデレ。懇願してくる淫乱ちゃん。シーン内にくぱぁアリ。12回でゴムをしてる回数が多かった気がするけど、なんかよく外れてた。これライターのこだわりなのかな・・・。嫌がってるところに強引にケツは無いわー。そういうの好きじゃない。相手が感じればいいってものじゃないんだぞ?

後半の間違えて酒を飲んだとき、お決まり的な酔い方をするけど、あれがめっちゃよかった。マジでよかった。耳が幸せだった。

 

美咲(CV:御苑生メイ)

会社の上司。でかい。モフモフしてくる。モフモフってなんだよっていう。中身おっさんの残念美人ってやつなのかな。同棲後は会社の風紀を乱しまくり。そのうち見つかって二人ともクビでしょ、とか思ってしまった。

 

全員終わったら4Pのおまけ追加。なんか最近ハーレムばかりやってる気がするぞ?

 

とにかく、平成に戻ったような「エロゲー」っていうエロゲーだったと思う。3人攻略でHしまくるのって昔何かやったなぁと思ったら、アトリエかぐやの「幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法」だった。これが12年前っていう。ほんと、ライターの時が止まってるんじゃないかな・・・。フルプラの価値があるかって聞かれると、たぶん無い。けど声優さんが好きで、音声作品的な楽しみ方ができる人なら買うべき。普通に満足できる。というか満足した。そんな作品だった。

HaremKingdom-ハーレムキングダム- 感想

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◇製品概要

 タイトル:HaremKingdom-ハーレムキングダム-

 ブランド:SMEE

 発売日 :2020-02-28

 原画  :谷山さん

 シナリオ:早瀬ゆう

 

◇製品リンク

 ◇特徴

  • SMEEらしさ
  • 異世界
  • ハッピーエンド
  • ハーレム

 

◇以下の人にオススメ

  • SMEEが好き
  • 優しい世界が好き
  • 癒しを求めている
  • 3Pが好き
  • ハーレムエンドが好き

 

◇感想

あぁくそ、かわいいなぁ!!

HOOKSOFT20周年記念プロジェクトということで発売された今作。去年の開発コラムから楽しみで仕方なかった。

【第1回】「え!? 純愛でハーレムを!??」|開発コラム|HaremKingdom(ハーレムキングダム)

1対1のみを純愛としてしまうと、結局のところ誰かの哀しみの上に成立してしまいます。 現実では致し方無い事です。日本では重婚は認められていませんし。でも、だからこそ

ゲームの中でくらい成立させてもいいじゃん!

(中略)

だからこそ主人公には「うるせえ!全員俺が幸せにしてやる!」ぐらいのネジは吹っ飛ばして欲しいのです。 それを可能にしてくれるエロゲーがあってもいいじゃない!

これ!ほんとこれ!何故一人を選ばなければならないのか・・・(コレガワカラナイ)。これほど同意しかない開発ブログも珍しいと思う。ハーレムって基本的に黒パケの肉欲にまみれた感じのエロエロなものを想像するけど、そうじゃないんだよね。複数人に対する純愛っていう、誰も不幸にならない、理想的な形がハーレムなんだよ。純愛ハーレムに早く時代が追い付いてくれ・・・。

公式サイトのあらすじでも開発ブログでも書いてあるように、異世界で王様になってハーレムを築いてみんなでハッピーエンドを迎えるという作品。「モテモテでハーレム状態」ではなく、「ヒロイン5人と結婚して嫁が5人」というハーレム。共通で5人と結婚して、それからルートを選択する。ルートと言っても個別ではなく、全部ハーレムルート。微妙に特定の1人が深掘りされる程度。好きなハーレムを目指そうぜという感じ。

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ルート選択画面。開発ブログに載ってるやつとは若干説明が異なる。

まさか令和になっても主人公の名前を自分の名前(本名)に設定するエロゲがあるとは思わなんだ。今作はデフォルトの名前が無いから、じゃあどうする?って感じで自分以外無いでしょっていう。まぁ自分のためのハーレムだからそういうもんじゃないかな。なのでこれは神視点ではなく主人公=自分としてやるゲーム。けど少し問題があって、これは個人差があると思うけど

主人公のノリがちょっとキモい。

一応、許容範囲ではあったけど「あぁこの主人公無理」っていう人は居ると思う。でも無条件に「何でこいつモテるの?」っていう主人公とは違ってヒロインに好かれる要素はあるから、キモい部分を許容できるかどうかかな。結局は「体験版をやれ」に帰着する。

シリアスなシーンはほぼ無い。日常のギャグあり、夜のHあり。難しいことを考えること無くヒロインを愛でるだけ。SMEEらしい優しい世界。ご都合主義は割り切ろう。別に癒しを求めるルートじゃなくても癒されるし、やっぱり疲れてる社畜に向いてる気がする。自分にどストライクなだけかもしれないけど・・・。

純愛ハーレムということなんだけど、思ったよりHシーンは数があった。ハーレムだからかな?ルート選択後はほぼ毎晩3Pがある。さて、3Pするのに5人の嫁から2人を選ぶ組み合わせは?ということで10通りなんだけど、3PのHシーンは15個ある。それに加えて個別のHシーンと、全ルートに6PのHシーンがある。因みに全ルート6Pがあるエロゲはそれなり長いことエロゲをやってきた自分も初めてだと思う。他にそういう作品があったら教えて欲しい。

 

■各ヒロインについて

 光(CV:北大路ゆき)

素直になれない系幼馴染。けどまぁハーレムの一員になってからは素直になってる。テンプレ感があるけど、ギャクに走ってる感じが特徴的。特に北大路ゆきさんの巻き舌がすごい。SMEEらしさがある。好き好きーっていうよりはギャクだったかなというのが個人的な印象。

 

ソフィーヤ(CV:月野きいろ)

箱入り清楚系お姫様。ピュア。お茶目。甘えてくる。元々こういうお姫様は刺さるので、なんか当たり前のように好きになった。かわいい、かわいいってニヤニヤしちゃう感じ。ずっと弄っていたい、そんなお姫様。

 

キキ(CV:歩サラ)

年下の元奴隷少女。尽くしてくれる。ソフィーヤと同等のピュア。自分と同じ思考回路のオタクはハマる。絶対人気が出るパターン。あざとさもあるけど、あぁくそかわいいなぁ!って抱きしめたくなる。特に何も無くても抱きしめたくなる子。

 

シャルローネ(CV:御苑生メイ)

小悪魔系お嬢様。精神年齢が高いロリ。見た目ロリだけど結構おっぱいでかい。作中だと一番エロエロに迫ってくる。肉欲に従順なロリ。こういう子も大好きで、小生意気な貴族のお嬢様は屈服させたい欲が出てしまうというもの。けど根は素直な子で、やっぱりかわいい。作中で一番ドスケベセ〇クスがしたくなった子。

 

マルー(CV:木住葵)

真面目系。唯一の年上ヒロイン。まぁヒロインにこういう子って一人は居るよね、っていう感じで最初は何とも思ってなかったけどギャップにやられた。いい。とてもいい。嫁になるところから一気に好きになった。これは体験版では遊べないところなので、是非本編で。

 

■共通ルート

上にも書いたけど、プロローグ~5人と結婚するまでが共通。結婚前に女に慣れるということで夜伽を繰り返す。夜伽の場所選びはその後のルート選択に影響なし。回収目的で同じ子の部屋に行きまくるのが色々と楽。システム的に次の選択肢までスキップできるはずなんだけど、場所選びの選択肢をすっ飛ばしてシナリオ分岐まで飛ぶのは仕様なのかな?バグな気がするけど。

シナリオは基本面白いからサクサク読み進められる。一部シナリオ上のHシーンに夜伽で選んだ場合のHシーンが考慮されてないっぽい。夜伽で前にやってるのに処女みたいな演出があったり、その逆があったりして「何だこれ?」ってなってしまった。そのうちパッチが出るかな?まぁ細かいことなので気にしないでいいと思う。

 

■火属性 みんなが俺を奪い合うハーレム

ブコメには王道の、一番を決める正妻バトル。このルートで主人公の謎が明らかになる。ここら辺は具体的には避けるけど、とりあえず俺属性より前に火属性はやった方がいい。争いが多くて読んでて疲れた。これをやってると癒しが欲しくなる。なので自分が求めてるのとは少し違ったかな。

 

■水属性 みんなが俺を癒してくれるハーレム

癒し。癒しと言えばなんだろうね?個人差はあると思う。とりあえず甘えたい人向け。個人的には火属性よりハーレムらしさがあるかなぁと。やっぱり優しい世界なんだよね。

 

■風属性 俺がみんなを引っ張るハーレム

自分がリードする系。そうか、これが俺の求めていたハーレムか・・・ってなった。一番好きなルートかな。幸せのその先へって感じ。やっぱり自分が引っ張っていかないとな!

 

■土属性 リードされる逆ハーレム

いっそ尻に敷かれてしまえ、っていうやつ。ここで火⇔水、風⇔土であることに気付いた。風が好きって言ってるんだから土はまぁ合わないわな。それでもソフィーヤの犬のところがマジで好き。ソフィーヤがめちゃんこかわいい。このかわいい感じが俺属性でもあるんだなこれが。はー、最高かよ。

 

■俺属性 やりたい放題するお気楽なハーレム

ギャグ要素マシマシなルート。ハーレムの形としては風属性と同等かそれ以上に理想的。特にタピオカネタの時のソフィーヤの弄られ具合が最高。あぁもうソフィーヤかわいいなぁ!という感じ。この日の3Pも良きかな。一番笑ったのはファイヤーボール。この作品で一番だったと思う。こうやってバカなことしてるハーレムもいいもんだね。ソフィーヤがひたすら弄られた印象が強いルートだった。

 

■総括

ハーレムの形でどれが気に入るかは、やっぱり自分の性格が出るんだなぁと。それがはっきりと分かった作品。そして社畜向けの良い作品だった。かわいいかわいい言ってれば小難しいことなんていらないんだよ。誰かひとりを選ぶ必要なんてない、みんなを選べ。純愛ハーレムもっと流行ってくれ・・・!

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この後おもちゃになります。

 

もしあじイベントに行ってきた

「もしも世界が100人のあじ子だったら」のイベントに行ってきた。イベントはこれで3回目。全部行ってる。2回目のあれこれは以下。

今回の出演者はあじ子とゲストの奏雨さん。入場時にもらうアンケート用紙に次回呼んで欲しいゲストという欄があるのだが、実は前回、前々回のアンケート用紙に「奏雨さん」って書いていたりする。そんじょそこらのエロゲーマーの数倍は奏雨さんのことが好きなのでな。あじ子とのトークが聞きたかった。今回は"待望の"というわけ。そりゃテンションが上がるってもんだ。

 

会場では前回と同じくリップル君と合流。テーブルのある場所に居たのでそこへ。開場から開演まで1時間もあったので、てきとうに飲んでてきとうに過ごす。イベント限定メニューはあったけど、ココアやコーヒーを飲む気分じゃなかったので普通に生ビールをジョッキで。周りを見たら(当たり前だけど)イベントメニューばかりで、ぱっと見生を頼んでたのは自分だけだった。やっぱり昼から酒はいいね。

 

開演時間になって、いつも通りのぐだぐだした始まり。なんかあじ子の声が若干テンションが低めだった。それにつられたのか会場も普段以上にノリが悪くて笑った。けど会場はもう少し黙るところと声を出すところをキレよくやるべきだったかな。普段なら叫んでそうなところも黙ってたから、ぐだぐだ具合が普段の1.5倍って感じだった。まぁあじ子なので許される、うん。ラム入りココア飲んで「ムラムラしたらその場でどうぞ」は吹いた。どうぞじゃねぇよw

ゲスト紹介で奏雨さんのマイクが入らないトラブル。早く声が聞きたいんじゃーって待ってた。やっとマイクが来てようやく開始。結構かかったなぁという印象。

 

最初は二人への質問。お互いの第一印象と、それに関連するオーディションの話は面白かった。やっぱり声優さんって自分が落ちたオーディションに受かった人とか、そこで認知することってあるんだなぁと。あじ子→奏雨さんの印象は「遅刻野郎」、奏雨さん→あじ子の印象は「変な名前、魚のやつ」。あじ子の「普通のはずなんだけど普通じゃないところ」って洞察力が優れてるところなのかもね。もしあじのゲストに限らず他の声優さんも似たようなこと言ってたし。けど奏雨さんに対して「ゴリラみたいですね」はひでぇわwそれに対して「なぜ分かった?」も何なんだよwとりあえず奏雨さんは「ゴリラ」だしその本質は「小僧」ということらしい。その本質にたどり着いた数少ない声優、それがあじ子。

 

休憩時間、タバコを吸いに会場の喫煙所へ。その帰りに気付いたけど会場内に女性が居た。これは関係者か声優か…声優かな?と思いながら席に戻る。あとで分かったけどやっぱり声優さんだった。詳しくはあじ子のツイート参照。

 

100万円をあじ子、奏雨さんに使うことになったら何に使う?のコーナー。意図したのかそうでないのか、100"万個"って言わせたり"感じる"って言わせたり、音声作品が好きな人へのサービス的なトークがあったので良きかな。それと、俺がアンケート用紙に書いたやつを奏雨さんが読んでくれた。やったぜ!「どちらに居ますか~?」と聞かれて、はーいと一旦手をあげたものの、3杯目の生ビールがあったからそれを手に持ったら「かんぱーい!」と言ってもらえた。嬉しい。俺はこういうのに弱いんだ・・・。

 

奏雨さん宛の質問、をあじ子が答えるコーナー。あじ子のかわいいところ10個が面白かった。10個とか多いな!って思って、面白かったのは覚えてるけど10個が何だったかは忘れた。

 

あっという間に終わりの時間。残念ながら今回も抽選は当たらず。最後に、会場に居た声優の風鈴みすずさんからの質問で、仕事を長く続けるためのメンタルについて「気にしないこと」という奏雨さんの回答。そういう回答ができるあたりやっぱり好きだなぁと思う一方、声優を長く続けるのって大変なんだなぁという、ちょっとだけ重いものを感じた一幕。気にしないってのはよく分かる。何かに失敗したなら反省して次に生かせばいいだけだし、過ぎたことは悔やんだところで何の意味もないからね。もっとも、自分は何かあっても酒を飲めば忘れるタイプだし、飲まなくても忘れるタイプだから気にしたことが無いんだけどな。がはは。

 

次回のイベントについては発表無し。とりあえず今日の感想をもしあじ宛に送ろうかな。行ってよかった。奏雨さん好き好きー。次回があればまた行くぞ!

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全員に配られたバレンタイン的なチョコ。書いてる内容は被り無しらしい。こういうのは保存せず食べるタイプなのでもう食べました。