はじカノ~君がいる部屋~ 感想
◇製品概要
タイトル:はじカノ ~君がいる部屋~
ブランド:キャラメルBOX いちご味
発売日 :2020-02-28
原画 :月杜尋
◇製品リンク
◇特徴
- 同棲もの
- 色々と古臭い
- Hシーンが多い
- フルプライス
◇以下の人にオススメ
◇感想
何だこれ・・・なんだこれ・・・
キャラメルBOXのゲームを買ったのは何年振りだろう。ましてやいちご味ってなんぞ?と思ったけど「とっぱら」を買ってた。調べたら2008年だった。マジすか。
今作を買ったのは声優さん目当て。体験版も一切やらずに買った。なのでシナリオとかあまり求めてない。声さえ聞ければいいやーって感じで。こんな買い方をするのは何年振りか分からない。買う時にフルプライスだったことを知った。勝手にミドルだと思ってた。だって、なんかそんな感じするじゃん・・・。
まず、ゲームを起動して驚いたのがシステム周り。色々と古臭い。解像度も1280×720だし、これ本当にフルプライス?ってなった。いや、別に声さえ聞ければいいので・・・っていうのが無かったらキツかったかもしれない。
タイトルから分かる通り、同棲もの。かなり強引な流れで同棲が始まる。リアリティも何もねぇっす。あと主人公がキモい。このあたりから「よし、この主人公は俺じゃない、この作品はそういうものとして考えろ」と頭を切り替えてプレイ。
システム周りもだけど、シナリオを読んでて思ったのが古臭いということ。ものは言いようで、昔懐かしいというべきか。とにかく、ライターはまだ平成を生きているんじゃないか?と錯覚してしまった。繰り返すけど、シナリオは求めてないから頭を空っぽにしてプレイした。
途中から選択肢。フラグがありそうで無い。CGの差分も無い。最後の選択肢だけでルート確定。(この無駄な選択肢具合も何か古臭いんだよね・・・)
ルートに入ると即Hシーン。すると「あれ?」ってなる。当然強引な展開なんだけど、Hシーンは力を入れてるのが分かる。個人的に立ち絵はうーんって感じだったけど、Hシーンの絵は好き。これで思い出したのはTo Heart2の双子とメイドロボとの4P。あれもね、めちゃんこ絵が好きだったんですよ。とまぁそんな感じで低く見てた予想をいい方向に裏切ってくれた。
それから進めるとあれよあれよとHシーン。その数一人あたり12個。正直マジか・・・ってなった。だって抜きゲー買うつもりじゃなかったし。抜きゲーじゃないけど、回数が多いっていうパターン。奇抜なシチュがあるわけでもなく、とにかく回数を重ねる。なるほど、これがフルプライスかってなった。途中から音声作品みたいに目を閉じてオートで聞いてた。地の文も読んでくれたらなぁ、なんて思った。
Hシーンの最大の特徴は、言っていいのか分からないけど、ピー音が入らないこと。いや、本当にいいのか?これってソフ倫を通ってないってこと?(そこら辺の事情がよく分かってない)とにかくピー音が入らない。ぽさらちゃんが、まやさんが・・・というわけ。まぁ有って無いようなピー音もよくあるし、普段気にしてないけどね。何も規制がかかって無いのも珍しいと思った。まやさんのそういうの聞いたことあったっけな・・・と考えてみたけど、素晴らしき国家の築き方のアニメとかそうだったわ。ちゃんと聞いてた。ナイス俺。
以下、キャラについて
舞衣(CV:歩サラ)
マンションの元住人。でかい。出会いから同棲までが一番強引だったかな。普段のぽさらちゃんの声よりだいぶ高い。これは珍しいなぁと感じた。
ルートに入ってから立ち絵差分が増える。シナリオは胸やけしそうな甘さ。シーン内にくぱぁアリ。
結愛奈(CV:鈴谷まや)
義妹ちゃん。思ったよりでかい。普段のまやさんの声よりかなり高い。これはレアだなぁと思った。デレデレ。懇願してくる淫乱ちゃん。シーン内にくぱぁアリ。12回でゴムをしてる回数が多かった気がするけど、なんかよく外れてた。これライターのこだわりなのかな・・・。嫌がってるところに強引にケツは無いわー。そういうの好きじゃない。相手が感じればいいってものじゃないんだぞ?
後半の間違えて酒を飲んだとき、お決まり的な酔い方をするけど、あれがめっちゃよかった。マジでよかった。耳が幸せだった。
美咲(CV:御苑生メイ)
会社の上司。でかい。モフモフしてくる。モフモフってなんだよっていう。中身おっさんの残念美人ってやつなのかな。同棲後は会社の風紀を乱しまくり。そのうち見つかって二人ともクビでしょ、とか思ってしまった。
全員終わったら4Pのおまけ追加。なんか最近ハーレムばかりやってる気がするぞ?
とにかく、平成に戻ったような「エロゲー」っていうエロゲーだったと思う。3人攻略でHしまくるのって昔何かやったなぁと思ったら、アトリエかぐやの「幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法」だった。これが12年前っていう。ほんと、ライターの時が止まってるんじゃないかな・・・。フルプラの価値があるかって聞かれると、たぶん無い。けど声優さんが好きで、音声作品的な楽しみ方ができる人なら買うべき。普通に満足できる。というか満足した。そんな作品だった。