オタクの独り言

ゲーム他、諸々の備忘録と情報共有がメイン。不定期更新。

pieces/揺り籠のカナリア 感想

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 ◇製品概要

 タイトル:pieces/揺り籠のカナリア

 ブランド:Whirlpool

 発売日 :2020-05-29

 原画  :水鏡まみず

 シナリオ:近江谷宥

 

◇製品リンク

 

◇OP


『pieces/揺り籠のカナリア』オープニングムービー

 

◇特徴

  • ファンディスク+続編
  • 貴美香がヒロイン昇格
  • 60fpsのOPがぬるぬる

 

◇以下の人にオススメ

  • 前作をやった人
  • 貴美香が攻略したい人
  • 紬が好きな人
  • 結愛が好きな人

 

◇感想

ゆ、結愛あぁああーーー!!!

前作と感想が変わらねぇ…。前作については以下。 

ゲームを起動して最初にOPが流れるけど、やっぱりこのOPが良い。eufoniusの曲もいいけど、60fpsのぬるぬる具合がすげぇー!ってなる。YouTubeで初めて見た時もそうだったけど、ゲーム内で見ると同じように感動する。水鏡まみず先生の絵はかわいいし、紬は相変わらず彼女面しててかわいいし、結愛なんてウェディングドレスだし、そりゃあ期待が高まるってもんだ。

揺り籠のカナリアが発表された時に「ファンディスク」ではなく「続編」ということが公式からあったと思う。内容としては前作ヒロインのアフターとヒロイン追加と前作Trueのその後。ファンディスクじゃありませんよーっていうのは、ぬきたし1と2みたいな感じだと思えば分かりやすいかも。当たり前だけど前作を先にやるのは必須。それも前作の内容をきちんと覚えてることが前提みたいな感じだから、忘れていたら素直に復習しておいた方がいい。

正直、前作のTrueがいい終わり方だったから、今作が蛇足になるんじゃないかっていう心配はしていた。前作から話がどう繋がるのか分からなかったし。けどそれも杞憂に終わった。今作までやってpiecesは完結かな。相変わらず最後が濃い。やっぱりグランドルートで全部持っていく感じが読み物として良いね。

ヒロイン追加ということで貴美香シナリオが用意されてるから、前作で貴美香が好きで攻略したかった人は是非やるべき。けどやっぱりメインは結愛。あと紬もすごく良かった。当然各ヒロインが前作から深掘りされるわけだけど、結愛と紬は特に良かった。

プレイするにあたり、攻略順が問われた。前作の結愛から攻略するというミスを繰り返さないように、しっかりと決めた。と言っても深く考えることなく右から左へ、貴美香から始めて結愛で終わればいいだろうということでそれで。

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シナリオ選択画面

設定変更は項目が多くて良い。バックログとかいちいちシステムボイスが入るの邪魔だからね。とりあえず自分のいつもの設定環境に変更してから開始。

 

■各シナリオについて(攻略順)

伊集院貴美香(CV:水野七海)

ヒロイン昇格おめでとうなキャラ。とりあえず本筋に関わってこないだろう、という軽い気持ちで始めた。開幕早々メスの顔をしてて、おぉちょろいなーってなった。唐突に角オナ始めた時は笑ってしまった。ちょろインかと思ったら主人公もちょろかった。作中になんだかよく分からない謎のテンションの紬が居たけど、あれは何だったんだろう…。シナリオを読み飛ばしたかもだけど、屋敷の軟禁からいつ解放されたのかな?そこは少し整合性がとれてないような気がした。貴美香に関しては最終的にウザかわいいのウザいのが取れてかわいいだけになった、と思ったらやっぱり変なやつ(面白いやつ)っていう印象。いいキャラしてた。水野さんの声がすごく合ってた。

 

美城ありす(CV:鹿野まなか)

早速の世話焼き紬登場でほんとブレないなー(いいぞー)ってなった。ありすは貴美香と違って、かわいい寄りのウザかわいい。ありすシナリオなんだけど、読んでて思ったのは結愛ってほんといいやつだよなぁということ。前作でありすに響くものが無かったから今作もそこまでだったり…。4つあるHシーンの中で良かったのは裸エプロン。あと座薬のシーン。あれはたぶん本作で一番笑ったと思う。鹿野まなかさん迫真の演技だったわ。

 

藍野深織(CV:そよかぜみらい)

結愛が隣で寝てるところからHシーン導入までがファンディスクっぽさを感じた。というか寝てる結愛の屋敷でヤるってどうなのよと…。その後のマッサージがアホらしくて読みながら笑った。たぶん深織シナリオの主人公が一番変態になってたんじゃないかな?おち〇ぽスクワットとか最高にバカだったわ()

前作との違いは眠ってない深織のへっぽこ具合が多く書かれていたことかな。前作でこんなにかわいかったっけ?と思わせてくれた。そよかぜみらいさんあっての深織だったと思う。すごく合ってた。

あと面白かったのが紬の泣き方。普通に笑った。

 

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ここで前作を起動して復習開始。残り2人は思い出しておかないとまずいということで、とりあえず紬だけやり直した。

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小鳥遊紬(CV:鈴谷まや)

Hシーンが良きかな。もはや日本語がわけわからなくなってた(これは結愛もそうだったけど)。あと展開から「あぁこれ絶対に授乳手コキあるわ」と思ったら予想外の展開でマジであったから笑ってしまった。予想外過ぎたけど何かに目覚めそうな、この授乳手コキが本作2番目に好きなHシーンだった。

カウントダウンムービーで「ちょっぴり成長した紬ちゃん」ということだったけど、これは分かった気がする。前作の紬エンドだとこれは色々と"知ってる"紬なんだよね。他シナリオの紬との違いを感じるのも面白いと思う。

紬シナリオは紬ママになったり好き好きモードに突入したり、紬の本編とは違った面が見られた。いい意味でキャラがぶれてて面白かった。紬かわいい。

子守唄のところは即ボイス登録してしまった。まやさん好き!!

 

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ここで結愛とTrueを復習。今やると本編のTrueがスッと入ってくるなぁという感想。やっぱり事前に復習しておくことを推奨したい。

~~~

 

君原結愛(CV:夏和小)

どこから繋がるのか気になってたけど、なるほどねぇ、と。最後の展開が何となく想像できたかな。内容としては普通にファンディスク。中でもメイドの結愛が素晴らしい。最高だった。本作で1番好きなHシーンはメイドの結愛で間違いない。夏和小さんの演技が素晴らしい。あと守衛さんがめっちゃいい人だった()

それでまぁ予想してた展開になったけど、シナリオ最後に新キャラ登場で「えっ、この声?」ってなった。声聞いて一瞬で声優が誰か分かったよね。これは完全に予想外だったし、気付いたら結愛シナリオが一度終わってグランドルートが解放された。そうきたかー、という感じ。普通にシナリオで結愛を選んで終わりかと思ったら最後に一本用意されてたし、ここからが本番っていう感じが伝わってきた。

グランドルートはぶっ通しで最後まで。要所要所でボイスとテキストが少し違ってたことにモヤっとしたけど、無事エンディングへ。終わってみたら「あー、終わっちゃったなー…」という感じで余韻が残る。それだけ楽しめたってことだと思う。

 

■総括

全体を通して、前作でも思ったけど、主人公がいちいち言いよどんでキモオタっぽく思えちゃうのは何とかして欲しかったな。とにかく最後まで主人公が合わない感じが拭えないけど、話は面白いしキャラはかわいいし、普通に満足。フルプラ一本やったなぁという感じ。結愛かわいい!紬かわいい!

とりあえずカステラのぬいぐるみが欲しいな。家に飾っておきたい()

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座薬のところ。ボイス登録してしまった…w

月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow 感想

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◇製品概要

 タイトル:月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow

 ブランド:tone work's

 発売日 :2020-05-29

 原画  :秋野すばる

 シナリオ:白矢たつき

 

◇製品リンク

 

◇OP


『月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow』OPムービー

 

◇特徴

  • ファンディスク(1キャラのみ)
  • ロープラだけどコスパ高め
  • 本編サブヒロインの出番が多め
  • ボテ腹あり

◇以下の人にオススメ

  • ヒロインの中で佐倉雨音と岬栞菜が好き
  • くすはらゆいさんの演技が好き

 

◇感想

たぎる…たぎります!!

つきかなのファンディスクということで、佐倉雨音(CV.くすはらゆい)の学生時代の追加エピソードと本編の後日談が書かれた本作。ロープラにしてはボリュームがあり、ボーカル曲も4曲と豪華。ボリュームに関してはDL版で約3.5GBと言えば豪華さが伝わると思う。発売日が延期したのも何となくわかる。

ファンディスクで、しかも対象が1キャラとなればずっとイチャイチャしてるのは既定路線として、本作の特徴は 

サブヒロイン、特に岬栞菜の出番が多い 

ということ。本編の5割増しくらいで栞菜がたぎってた。これは嬉しい誤算だった。自分は聖地巡礼するくらい岬栞菜(CV.鈴谷まや)が大好きなので、なんかもうこれだけで救われた。どこかで書いた覚えがあるけど、本作が発表された品川ステラボールのイベントでは「おいたつき!何で雨音なんだよそこは栞菜だろ!」と心の中で突っ込んでいたからね…。サブの中でも特に栞菜の出番が多かったのは栞菜ルートがたつき先生だったからかな?(他サブの担当は和泉万夜先生)そういうわけで、まず雨音が好きな人は言うまでもなく本作をプレイすべきだし、くすはらゆいさんの演技が好きな人も同様だろう。加えて岬栞菜が好きな人にもオススメしたい。

 

〇シナリオについて

開始すると最初にシナリオを選択する。

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マジで雨音一色だなぁという感じ。ダイジェスト編については時間が空いて本編を忘れた人向けかな。ゲームを起動して本編クリア済みか聞かれて「はい」を選べばダイジェスト編に使われてるCGが解放される。自分は本編の内容を何となく覚えていたのでダイジェストはスルーして、スクール編→アフター編の順でプレイ。流石にこの順番はミスらないだろう。

 

〇スクール編 

まず最初に思ったのが、

不純異性交遊なんてもんじゃねぇぞ・・・

ということ。何なんだこいつら…っていうくらい甘々なのを見せつけられて、ほへーって感じ。(そもそも、くっすーは好きだけど雨音は特別好きってわけじゃないし、スクール編に栞菜が出ないことは分かってるんだよねっていう…)あとそれ見つかったらたぶん退学だぞっていうあれこれ。

それで、本編の学生編の追加エピソードということで、主人公が進路に悩む話なわけだけど、ここでちょっと考えてみて欲しい。社会人編というものが既にありながら、ファンディスクにして「学生の主人公(男)が進路に悩む様子」なんて誰が見たがるのだろうか。 

ファンディスクだぞ?ずっとイチャイチャしてろよ誰得だよ…

というのが正直な感想。自分みたいな社畜のおっさんが進路に悩む学生(男)を見てどう感情移入するんだよっていう。こんなの就活やら何やらで「自分がやりたいこと」を模索してる学生くらいじゃないの?とにかく、栞菜の出番もないのに俺は何を見せられているんだっていう思いしかなかった。まぁこの話は一応社会人編で回収されるんだけどね…。

あとはずっと竹刀を持ち歩いているモブが登場したり、主人公ってこんなに変態だったっけ?とか、グレイってこんなに愉快な人だっけ?とか。くぱぁがあったのは良かったけどさ。

 

〇アフター編

これだよこれ。どう考えてもアフターの方が面白い。やっぱり時代は社会人主人公なんだよ。社会人主人公もっと流行れってずっと言ってる。

ということで、上にも書いたけど本編のサブヒロインが全員登場。本編の雨音はサブヒロインと絡みが無かったから新鮮だった。雨音と栞菜の組み合わせは良かったなぁ。自宅に全員集合するし、栞菜は酔っぱらうし、編集長はかわいいし。夫婦水入らずっていう場面で栞菜が登場してやっかいオタクになってるところなんか最高。これ、栞菜が別にっていう人には受け入れられないんじゃないかな()

おぉ?となった場面がゲームハードのジェネレーションギャップ。まぁよくある、ファミコン世代とかプレステ世代とかそういうの。35歳(本作だともう少し上?)の編集長がスーファミについて言及してて、2020年だとそこら辺の年齢がピッタリだったからなるほどね?という感じ。ゲーム内を2020年としてキャラの年齢と合わせたんだろうなぁと思った。

意外だったのがボテ腹Hがあったこと。公式のサンプルにも公開されてるけどね。これが案外好みが分かれてるから、シーンを入れることにはたつき先生のこだわりがあったんじゃないかな。自分は好きとか嫌いとか特にない。セックスも妊娠も全部純愛の延長なわけで、まぁ妥当かなと。都合よく妊娠するのはちょっとやり過ぎだと思ったけど。。

本作のテーマは「家族愛」だと思うし、泣かせにかかってきてる場面があるにはあったけど、自分には響かなかったかな。演出のせいなのか、唐突な場面だったからか、それとも栞菜以外にあまり興味が無かったからなのか・・・。とにかく、プレイする人、した人達の大半と違う感想を抱いていたと思う。どういう終わり方するんだろう→あ、終わった、みたいな。全体を通して楽しいかつまらないかで聞かれたら「アフターの方が面白い、けどそういうのどうでもいいくらい岬栞菜が可愛かった」って答えそう。そんな感じ。

 

 〇Amazon特典ドラマCD「雨音と栞菜のもしも2人が同級生だったら…」

特典で栞菜が登場するのはAmazonだけ。予約してたのを忘れてDL版買っちゃったというのはさておき、Ifの世界で2人と結ばれて3PっていうCD。本編になかった学生時代の栞菜が聞けるというだけで良かったのに、ハーレム大好きオタクだからこういうのは願ったり叶ったりだった。このドラマCDは大人向けだから聞く場所に気をつけてね、という説明が冒頭にあるのは親切だった。電車で聞けないやつだね。ロープラで安いし、6/4現在でも特典付きで買えるから、栞菜が好きならAmazonで決まりだと思うよ。

 

雨音のファンディスクなのに栞菜を目的で買ってるから、我ながらまともな感想になってないと思う。とりあえず他のメインは登場しないし、そっちが好きなら本作をやる必要はないかな。自分は栞菜にまた会えて満足。もう一度本編に戻って栞菜がやりたくなった。あと諸々が落ち着いたらまた函館に行きたいな。

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セ〇サターン!!

恋愛、借りちゃいました 感想

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◇製品概要

 タイトル:恋愛、借りちゃいました

 ブランド:Asa Project

 発売日 :2019-07-26

 原画  :冬壱もんめ、結城リカ、夕凪セシナ

 シナリオ:八日なのか

 

◇製品リンク

http://www.asa-pro.com/koikari/

 

◇OP

  

◇特徴

  • いつものアサプロ
  • ギャグ多め
  • イチャラブ
  • カップ

 

◇以下の人にオススメ

  • 難しいことを考えずにイチャラブが見たい
  • 日常が面白いゲームがやりたい
  • 気軽にエロゲがやりたい

 

◇感想

マジでまともなキャラがいねぇ・・・w

いつものアサプロだった。ギャグが7割くらい。日常が面白く、テンポ良く進むから短く感じる。実際のテキスト量も一般的なフルプラより少なめかな?あっという間に終わってしまった。自分としては「MUSICUS!」をプレイしてぽっかりとあいてしまった穴を埋める何かを探していたので、気軽にやれるゲームは丁度良かった。個人的には前作「借りぐらし恋愛」より楽しめた。

まず作品のジャンルが「恋愛レンタルADV」ということで、公式のあらすじや4コマを読めば分かるけど、主人公がレンタル人材派遣で彼女になったりお兄ちゃんになったり愛人になったり…。よくそんなの思いつくなぁと思った。この設定が作品を面白くした感がある。

シナリオは後味悪いことなく、全員が綺麗に終わる。とにかく日常に重きを置いてる感じで、共通から個別まで安定して楽しめる。けど整合性が合ってなかったり読み方が違ったりして気になる箇所はあった。例えば

  • 主人公宅に私服で泊まる→家に帰らず制服で登校する(手ぶらのはずが制服はどこにあった?)
  • noob」の読み方が「のーぶ」
  • 死兆星」の読み方が「しちょうぼし」
  • 「偽妹」の読み方が「ぎまい」と「にせまい」で不安定

など。大したこと無いし実際は気にしないでもいいと思うけど。そういう細かいことは置いておいて日常を楽しめばいいかな。

 

■各ヒロインとルートについて

瀬川絵未(CV:花寺香蓮)

素直になれない系の王道ヒロイン。メインの中でもメインのヒロイン。今時暴力系ヒロインは流行らないってことで物理が少なくなった感じがする脳筋タイプ。花寺香蓮さんの演技は初めて聞いたと思うけど、絵未に凄く合っていた。ルートの最後まで八純が関わったけど、嫌みな感じになることがなく、良かったと思う。NTRの可能性もあったけど、そこはやっぱりアサプロなので無し。八純と3Pがあったらもっと良かったかな。FDにあるかな?あったらいいなぁ。

 

天満八純(CV:飴川柴乃)

お嬢様っぽくないお嬢様。口癖は「にゅふふ」。チーズばっか食ってる。深夜にラーメン食って太るヒロインというのも珍しい。絵未ともう一人のメインヒロイン。作中で一番くっ付いて欲しいと思った。これはいい飴ちゃんキャラだった。関係性が絵未ルートの逆で、八純ルートは最後まで絵未が関わった。絵未ルートの八純は良かったけど、八純ルートの絵未はそこまでだったので、3Pがあるなら絵未と付き合った状態でお願いしたい。たくし上げの騎乗位が個人的オススメ。

 

泉ちなつ(CV:水野七海)

双子の姉。ロリ巨乳。頭が性感帯とかいう変態。金を払ってまでして主人公をお兄ちゃんと呼びたがる変態。妹とセットで1本のルート。水野さんが声をあてるキャラってどうしてこうなのか…。双子を攻略するなら二人を平等に扱うべきだと思ってるから、今作みたいな姉と付き合って妹がオマケ、みたいなのは刺さらなかったかな。とりあえず変態姉妹とバカな日常を楽しむルートだった。

 

泉こなつ(CV:要しおり)

双子の妹。姉よりも巨乳。全身が性感帯とかいう変態。作中一番やべーやつ。日常の立ち絵でアヘ顔さらすヒロインはレアだと思う。もっと主人公にベタ惚れしてくれたら良かったかな。要しおりさんはWhirlpoolの「初情スプリンクル」以来だったから、こなつの演技は衝撃的だった。意味わからんけど勢いで通した「おち〇ちんバスター」は好き。オススメはラブホのやつ。こなつに関してはもっとエロエロなのがあっても良かったと思う。キャラの変態性にHシーンの変態性が付いていかなかった感じが少し残念。でもいいキャラだった。

 

空路椿(CV:藤崎紗矢香)

ゲーマーの残念美人。お姉さんキャラ。私服がエロい。共通ルートで一番攻略したくなったキャラ。こんな24歳いねぇよ、こんな酔い方する女いねぇよって思ったけどそこは仕方ない。双子と同じで絵未や八純より短めだったかな。ルート以外でも巻き込まれて勝手に事故ってたのが印象的。「おち〇ちんバスター」もあったし。親から独身を心配されるところが強引だけど、全ルートで一番いい付き合い方、終わり方だったと思う。ギャップに惹かれるわけじゃないけど、外ではしっかりしてて家ではジャージの子っていいよね。。

 

他にも、お前も攻略できるのかよ!っていうサブ二人(CV:くすはらゆい北見六花)とか最強の実妹(CV:歩サラ)とか、色々とキャラが立ってたなぁという印象。難しいことを考えず、気軽にやれる良質な作品だった。ここに書くかは分からないけど、FD2本もそのうちやると思う。頑張れアサプロ、応援してるぞ!

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おち〇ちんバスター(椿)

MUSICUS! 感想など

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◇製品概要

 タイトル:MUSICUS!

 ブランド:OVERDRIVE

 発売日 :2019-12-20

 原画  :すめらぎ琥珀

 シナリオ:瀬戸口廉也

 

◇製品リンク

 

◇感想、考察など

音楽って何なんだろうな・・・

OVERDRIVEの最終作、クラウドファンディングで1.3億円支援金を集めた、瀬戸口廉也の最新作、と話題に欠かない作品。内容はどう考えてもフルプラだけどミドルプライス。やってよかったと思えた作品。

発売日に買ったものの、年末年始にやれなかったからGWにやろうと決めていた。まとまった時間に一気にやるべき作品だと分かっていたからね。結果は正解。これは毎晩ちまちまやる作品じゃない。むしろ命を削って一気にやる作品だと思う。

元々、瀬戸口作品が大好きだ。今までで好きなエロゲを10本挙げろと言われたら、そのうち1本はS.M.LのCARNIVALが入る。今ではプレミア化している小説もセットで。相変わらず一気に読み進められるテキストは流石だと思う。

瀬戸口作品でOVERDRIVEといえばキラ☆キラだし、MUSICUS!はキラ☆キラの正統後継作品という扱いだが、キラ☆キラが好きならやるべきかというと微妙に違う気がする。昔キラ☆キラが好きで、それから時間が経ってる人はいいと思う。というのも、MUSICUS!は一般的な大学生や20代には刺さらないと思うから。R-18版とR-15版があるけど、これ高校生がR-15版やってもよく分からんだろ…というのが正直なところ。話が難しいわけではないけれど、共感とか理解が出来ないという意味で。むしろどういう感想になるのか気になる。

作品としてはOVERDRIVEの最終作に相応しいと思う。自分はそこまでOVERDRIVEに特別な思い入れは無く、友人に一人かなりのmilktubファンがいた程度だけど、これは分かる。MUSICUS!はヒロインとくっ付いてイチャラブするようなエロゲ・ギャルゲじゃない。自分の解釈だと、MUSICUS!は「人生とは」という哲学的な問いに対する一つの回答として「音楽」と答える作品だ。OVERDRIVEのbambooは「自分の音楽を届けるために美少女ゲームを作る」としているが、元々は主題歌等のゲーム内楽曲のことを言っていた。MUSICUS!では「音楽」そのものに言及する。ヒロインとくっ付くことなんて二の次だ。「愛なんていらねぇ、音楽が全てだ」と言わんばかりに。エロゲでこれはある種の狂気だと思う。こんな作品は昔に遡ってグリーングリーンから始まって今まであっただろうか。そう考えるとMUSICUS!が最終作というのは納得がいく。

 

もちろん、盲目的に肯定しているわけじゃない。ゲームとして不満もある。以下は不満があったところ。あくまで個人の感想なので、「個人的には」というのが頭につく。

 

■ガヤがテキトー過ぎる

大した事ないけど気になった。だって「ライブハウス」「駅のホーム」「居酒屋」全部同じなんだもの。途中で女の声で「ヘーイ!」って言ってるのがめっちゃ気になる。いやお前駅のホームだぞ…

 

■攻略順について

読み物としてプレイしているから、選択肢はもっと少ない方が嬉しかった。というか選択肢が多い。それだけ分岐があるのかというとそんなことも無かったし。そして攻略順も固定して欲しかった。たぶん

 

弥子 → めぐる → 澄 → 三日月

 

がベストだと思う。三日月が終わってから尾崎さんに戻ったけど、先にやっておきたかったなぁという感想。

 

■一部不快なキャラについて

これは物語を始めるためにも、作品を膨らませるためにも必要なのだろう。しかしどうにも釈然としない。「憎めないバカ、愛されるバカ」とか、キャラの成長が見られたならいいけど、ただウザいだけとか胸糞悪いだけだった。じゃあ一発ぶん殴ってスッキリした方が良かったのかというと、それはそれでチープなものに成り下がりそうだったし、結局は胸糞悪いままプレイせざるを得なかった。これも感じ方次第なんだろうけど、もう少しバランスが良くてもなぁというのがあった。

 

以下、各ルートについて

 

■弥子

一番きれいな話だったのかな?なるほどこれが青春か…という感じで。共同制作ってのはいいもんだねぇ。作中だと佐藤さんがめっちゃいい子なんだけど、もう少しあの子の話があって欲しかったなぁ。見た目ギャルだけど世話焼きで家庭的って、ぬきたしの奈々瀬に被ってるけどやっぱりいいよね。

このルートで一番印象的だったのは主人公のセリフ。

「もし生まれ変わりがあるのなら、次の人生ではバンドに賭けてみたいと思うけどね。でも今回はそれを選ばない。」

「おい、これ絶対最初にやるべきだっただろ…」となった瞬間。上にも攻略順を書いたけど、尾崎さんを先にやっておくべきだった。三日月が登場しない代わりに胡桃が居たけど、その場合三日月はどうなるんだよっていう、一人のルートを選んだら別のヒロインどうなるの的な葛藤があった。尾崎さんも胡桃も個人的に何とも思わなかったからかもしれない。いやほんと、佐藤さんが幸せになってくれればそれでいいよ。

 

■めぐる

きれいな話だったけど、一部ご都合主義的な展開があったのは否めない。しかし他で一切語られないめぐるの謎が明らかになったし、普通に楽しめた。めぐるを知ったうえで三日月に進むと印象が変わるだろうし、三日月の前にめぐるをやっておけばよかったと後悔。めぐる自身もいいキャラだし、終わり方もスッキリしてた。

 

■澄

誰だよてめーは(画像略)って感じ。用意されたルートの中でも、まぁそんな位置づけだろうと最初から分かっていたので何とも・・・。何となく最初からオチが読めて、実際にそれが当たってしまった。そういうこともあって、本当に、無表情で、何も感じることなく終わった。因みにこのルートに限らず個人的胸糞キャラは

  • 香織
  • 金田
  • 謎の大学生

になる。尾崎さんルートの金田はまだマシだったかな?河川敷に呼び出したあいつは小者臭がしてたから何とも思わなかったけどね。いやー、澄は無理っす。良い子なのかもしれないけどね。

 

■三日月

トゥルーという言い方が適切なのかは分からないけど、思いっきり精神を揺さぶられた本筋のルート。そして一番考えさせられたルート。とても良かった。たぶん途中で終わったら凡作だったと思う。この終わり方、そしてエンディング最後の三日月でかなりやられた。終わったら軽く放心してしまった。

 

「ライブは生もの」という表現は言い得て妙だと思う。聞くだけだったらデータだけでいい。データの方が正確に演奏された曲になる。しかしライブに行く人は多い。それはライブにはデータに無いものがあるからだ。ライブハウスに限らず、ライブに行ったことがあれば現地の熱気にあてられて興奮するのが分かると思う。ここには音以外の「モノ」があって、それがその曲を昇華させる。

作中でもあるように、確かに音楽には音と直接関係ないことによる「まやかし」で騙している一面はあるのだと思う。けどやはり究極的には自分が良いと感じられたらそれでいいのだろう。そこには小難しい理屈はなく「理由なんてどうでもいいから好き」が全てだ。例えば作曲家が人間としてクズでも曲が良ければそれでいい。

花井、三日月、めぐる。音楽が無くては生きていけない者たちの、それぞれの音楽観、人生観があった。作品を通じて感じたのは「今を楽しく生きよう」ということ。彼ら、彼女らにはそれが音楽だった。

 

少し思ったのが、MUSICUS!のクラウドファンディングが始まった時に大々的に「OVERDRIVE最終作!!」という宣伝があったけど、これもひとつの売り上げのための「まやかし」だったのかな?ということ。だって最終作だと感慨深いものもあるし、期待するでしょ。体験版もやらずに買った人も多いはず。発売後に「実はこれ最終作なんだぜ」と発表したらまた変わったと思う。ここら辺を行動で示すあたり少し面白いと思った。自分は信者というわけじゃないし、実際に作品として「良かった」と思えたから、それこそどうでもいいけどね。実際に支援金1.3億円ってとんでもない数字だと思う。OVERDRIVEは12年間お疲れ様でした。

 

作品を通じて人生観を考えさせられた。年末に凄い作品が出たもんだなぁと改めて思った。

9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと 感想

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◇製品概要

 タイトル:9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと

 ブランド:ぱれっと

 発売日 :2020-04-24

 原画  :和泉つばす

 シナリオ:かずきふみ

 

◇製品リンク 

◇OP


 ◇特徴

  • 4部作の最終作
  • 超能力バトル
  • 並行世界
  • 動くHシーン

◇以下の人にオススメ

  • 9-nine-シリーズを前作までやってる
  • 熱い展開が好き
  • SとMならどちらかというとS
  • 夏和小さんの演技が好き

 

◇感想

希亜お前なぁ、ちょっとカワイイが過ぎるぞ・・・

9-nine-シリーズ完結。いい終わり方だった。2作目、3作目と上がってきていたから、最後にコケないでくれよ?という不安もあった。まぁこの不安は杞憂に終わったわけで。かずきふみ先生、疑ってすみませんでした。。普通に上手く完結したなぁと。もしかしたら最後にもう少しあるのかな?(これは検証できてない)

前作が良かったから多少は…とも思ったけど、簡単に越えてきた印象。分作の強みかな?かずきふみ先生曰く、分作は反応を見つつ次回作に微修正を入れられるとのこと。その分プレッシャーもあるそうで。無事完結してくれてありがとうと伝えたい。

今作は3作目まで事前にやっておくのが必須。1作目からぶっ通しでやって今作に入るのがベストかもしれないけど、流石に時間が…ということで前作だけ復習してからプレイした。1年前ともなると全然覚えてないからね。楽しかった記憶はあったけどシナリオは全然だし、春風先輩がエロかったことしか覚えてなかった。今作は3作目のラストから繋がるから、自分みたいに3作目だけ復習するのはアリだと思う。

今作は今まで色々と謎が多かった希亜の話。というか、希亜を軸に全てをまとめる話。やれば分かるけど某漫画の影響を強く受けてるなぁという印象。その分最後の展開が読めなかったりした。

正直、なんで最後が希亜なんだろうと思ってた。だって作中一番おっぱい小さいよ?先生それでいいのかよ?って感じだったけど、全部が終わって、今作の最後を見た後だと1作目からの順番に意図を感じる。ほーなるほどねぇ、と。春風先輩が結構攻めて来てたから、希亜ルートは一体どうなるんだ?と思ってた。その結果が、まぁ上手くやられたわな。希亜が反則級に可愛かった。そう来たか…と。4ヒロインで誰が好き?っていう質問にはノータイムで希亜って答える。古典的エロゲーマーだからギャップに弱いんだ。これには上手くやられたなぁと。希亜が可愛かったっていう感想は絶対先生の手のひらの上だろうからね。そうと分かってても自分から踊るわ。それくらい希亜は刺さった。Hシーンは全部オート。当然ですね?

それで、希亜のギャップってのがちょっとだけS向けかなと。それ以上は言わないけど、やったら伝わると思う。Hシーンはどれもこだわりを感じた。エロいというよりかわいい。おすすめ。

 

■全部を終えて、各ヒロインについて

九條都(CV:澤田なつ)

1作目ヒロイン。小さいけど巨乳。最初こそ「メインヒロイン」って感じだったけど徐々に印象が薄れていっちゃったかな。けどいい子なんだよね。すごくいい子。自分はこういう子好きだなぁ。

 

新海天(CV:沢澤砂羽)

2作目ヒロイン。実妹。2作目から「9-nine-シリーズ来てるな…」って感じだったと思う。起承転結の「承」として一翼を担ったと思う。沢澤砂羽さんの演技が素晴らしくて、主人公との掛け合いが最高だったよね。最後まで良かった。

 

香坂春風(CV:渚しろな)

3作目ヒロイン。先輩。作中で一番でかい。物語が一気に進む中、エロエロな先輩として自分に刺さった。最終作への期待値を上げるのに大きく貢献したヒロイン。終わり方も一つのエンディングとしてアリなんだよね。4作目は本当にこれを越えられるの?という不安を抱かせたヒロイン。

 

結城希亜(CV:夏和小)

4作目ヒロイン。他校の子。作中一番小さい。上にも書いたけど、お前そう来たか…ってなった子。夏和小さんの演技が好きなら希亜のために9-nine-をやってもいいと思う。それくらい良い。全部持っていかれた気がする。マジでかわいいのよこの子。

 

 ■総括

分割商法ってどうなのよ?というのはあると思う。それも前編・後編じゃなくて4部作っていう。けど9-nine-は分作の強みが出たのかなという印象。別に最初がつまらないというわけじゃなくて、物語が後半になるにつれて、謎が明らかになるにつれて面白くなるという意味で。個人的には3作目まで買ったら今作を買わない人は居ないんじゃないかなと思う。とにかく完結してくれてありがとうと伝えたい。シリーズ最終作で結城希亜というヒロインを攻略させてくれたことに敬意を払いたい、そんな作品だった。

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希亜のドヤ顔好き。天のウザかわいいのも好き。



マルコと銀河竜 感想

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◇製品概要

 タイトル:マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~

 ブランド:TOKYOTOON

 発売日 :2020-02-28

 原画  :大空樹

 シナリオ:はと

 

◇製品リンク 


 ◇特徴

◇以下の人にオススメ

  • ノラととが好き
  • サクっと終わるゲームがやりたい

 

◇感想

すっげー・・・何だこれ・・・

まだ4月だけど、今年一番の変化球かもしれない。とにかく今までやったことのないタイプの作品だった。最大の特徴はカートゥーンアニメ。そもそも公式ではジャンルが「カートゥーンアドベンチャーゲーム」ってなってる。OPも特徴的。

因みに非18禁作品についてブログで触れるのは初めてだったりする。と言っても今作はルートは一本だし、ヒロインとか居ないし、そもそもギャルゲですらない。それどころかシナリオ上のミニゲームで縦スクロールのシューティングがある。かろうじて選択肢が1つあって、CG差分があるくらい。ギャルゲ要素はそれくらい。

今作の何が凄いって、とにかくCGが多い。背景があって立ち絵があって、という場面の方が少ないくらい。公式サイトのギャラリーを見てもクリア後にCG回想を見ても、製作にかなり時間をかけたのがよく分かる。はと先生曰く、自分が作りたいと思ったものを作ったのだそうな。ノラとと2が出てから何も音沙汰無かったなーと思ったら、Qruppoがぬきたしで業界を駆け抜けて行く期間、ずっと作っていたらしい。

シナリオはやっぱりはと先生だなーっていう感じ。ノラととが好きなら絶対好きになると思う。特にルーシアとかノブチナのシナリオが好きな人。クセはあるけど、とにかくテンポが良い。そして短い。引き込まれるシナリオということもあるけど、最後までぶっ続けで5時間くらいだったと思う。一日潰れると思ったら半日で済んだ感じ。短いゲームだったけど、個人的に満足度は高い。終わらせた後の余韻がね…なかなか心地良かった。2周する必要はないけど、最後の方で理解が追い付かなかったら一度振り返ってみるといいかな。

今作は一言で済ませるなら、ノラととが好きならやろうぜって感じの作品だった。

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好きなキャラその1、あっちゃん。吉田有里さんの演技もすばら。

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好きなキャラその2、ラッカ。かわいい。好き。

はじカノ~君がいる部屋~ 感想

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◇製品概要

 タイトル:はじカノ ~君がいる部屋~

 ブランド:キャラメルBOX いちご味

 発売日 :2020-02-28

 原画  :月杜尋

 シナリオ:望月JET、真崎ジー

 

◇製品リンク

 

◇特徴

  • 同棲もの
  • 色々と古臭い
  • Hシーンが多い
  • フルプライス

 

◇以下の人にオススメ

  • 疲れてて現実逃避したい人
  • エロゲーっていう感じのエロゲーがやりたい人
  • 未だに魂が平成を漂ってる人
  • 歩サラさん、鈴谷まやさん、御苑生メイさんの演技が好きな人

 

◇感想

何だこれ・・・なんだこれ・・・

キャラメルBOXのゲームを買ったのは何年振りだろう。ましてやいちご味ってなんぞ?と思ったけど「とっぱら」を買ってた。調べたら2008年だった。マジすか。

今作を買ったのは声優さん目当て。体験版も一切やらずに買った。なのでシナリオとかあまり求めてない。声さえ聞ければいいやーって感じで。こんな買い方をするのは何年振りか分からない。買う時にフルプライスだったことを知った。勝手にミドルだと思ってた。だって、なんかそんな感じするじゃん・・・。

まず、ゲームを起動して驚いたのがシステム周り。色々と古臭い。解像度も1280×720だし、これ本当にフルプライス?ってなった。いや、別に声さえ聞ければいいので・・・っていうのが無かったらキツかったかもしれない。

タイトルから分かる通り、同棲もの。かなり強引な流れで同棲が始まる。リアリティも何もねぇっす。あと主人公がキモい。このあたりから「よし、この主人公は俺じゃない、この作品はそういうものとして考えろ」と頭を切り替えてプレイ。

システム周りもだけど、シナリオを読んでて思ったのが古臭いということ。ものは言いようで、昔懐かしいというべきか。とにかく、ライターはまだ平成を生きているんじゃないか?と錯覚してしまった。繰り返すけど、シナリオは求めてないから頭を空っぽにしてプレイした。

途中から選択肢。フラグがありそうで無い。CGの差分も無い。最後の選択肢だけでルート確定。(この無駄な選択肢具合も何か古臭いんだよね・・・)

ルートに入ると即Hシーン。すると「あれ?」ってなる。当然強引な展開なんだけど、Hシーンは力を入れてるのが分かる。個人的に立ち絵はうーんって感じだったけど、Hシーンの絵は好き。これで思い出したのはTo Heart2の双子とメイドロボとの4P。あれもね、めちゃんこ絵が好きだったんですよ。とまぁそんな感じで低く見てた予想をいい方向に裏切ってくれた。

それから進めるとあれよあれよとHシーン。その数一人あたり12個。正直マジか・・・ってなった。だって抜きゲー買うつもりじゃなかったし。抜きゲーじゃないけど、回数が多いっていうパターン。奇抜なシチュがあるわけでもなく、とにかく回数を重ねる。なるほど、これがフルプライスかってなった。途中から音声作品みたいに目を閉じてオートで聞いてた。地の文も読んでくれたらなぁ、なんて思った。

Hシーンの最大の特徴は、言っていいのか分からないけど、ピー音が入らないこと。いや、本当にいいのか?これってソフ倫を通ってないってこと?(そこら辺の事情がよく分かってない)とにかくピー音が入らない。ぽさらちゃんが、まやさんが・・・というわけ。まぁ有って無いようなピー音もよくあるし、普段気にしてないけどね。何も規制がかかって無いのも珍しいと思った。まやさんのそういうの聞いたことあったっけな・・・と考えてみたけど、素晴らしき国家の築き方のアニメとかそうだったわ。ちゃんと聞いてた。ナイス俺。

 

以下、キャラについて

 

舞衣(CV:歩サラ)

マンションの元住人。でかい。出会いから同棲までが一番強引だったかな。普段のぽさらちゃんの声よりだいぶ高い。これは珍しいなぁと感じた。

ルートに入ってから立ち絵差分が増える。シナリオは胸やけしそうな甘さ。シーン内にくぱぁアリ。

 

結愛奈(CV:鈴谷まや)

義妹ちゃん。思ったよりでかい。普段のまやさんの声よりかなり高い。これはレアだなぁと思った。デレデレ。懇願してくる淫乱ちゃん。シーン内にくぱぁアリ。12回でゴムをしてる回数が多かった気がするけど、なんかよく外れてた。これライターのこだわりなのかな・・・。嫌がってるところに強引にケツは無いわー。そういうの好きじゃない。相手が感じればいいってものじゃないんだぞ?

後半の間違えて酒を飲んだとき、お決まり的な酔い方をするけど、あれがめっちゃよかった。マジでよかった。耳が幸せだった。

 

美咲(CV:御苑生メイ)

会社の上司。でかい。モフモフしてくる。モフモフってなんだよっていう。中身おっさんの残念美人ってやつなのかな。同棲後は会社の風紀を乱しまくり。そのうち見つかって二人ともクビでしょ、とか思ってしまった。

 

全員終わったら4Pのおまけ追加。なんか最近ハーレムばかりやってる気がするぞ?

 

とにかく、平成に戻ったような「エロゲー」っていうエロゲーだったと思う。3人攻略でHしまくるのって昔何かやったなぁと思ったら、アトリエかぐやの「幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法」だった。これが12年前っていう。ほんと、ライターの時が止まってるんじゃないかな・・・。フルプラの価値があるかって聞かれると、たぶん無い。けど声優さんが好きで、音声作品的な楽しみ方ができる人なら買うべき。普通に満足できる。というか満足した。そんな作品だった。